いくら熱しやすく、冷めやすい国民でも、前回の総選挙ぐらいは、覚えてますよ。
あまり失礼なことも、許されないのかも知れないが、鳩山総務相どうなっちゃってるんでしょうかね?
こんな人に、この国の最大、最重要な官庁を任せていいんでしょうかね?信じられない。
韓国の諺で、権力者を四つに分け、一番始末の悪いのは、「訳も分らず権力を行使する」。三番目が「訳も分らず。行使もしない」。二番が、「訳は分かって行使しない」だそうです。
日本郵政社長続投問題の話です。明日の報道番組の討論で、この問題が取り上げられるのかも知れませんが、郵政民営化の賛否を争い、賛成派が勝ち、その上に成り立つ政権。
その所管大臣が、民営化を推進する日本郵政社長の続投を認めないと言う。どうなちゃってるんですかね?「かんぽの宿」を不当に売却しようとしたのは「不正義」だと息巻く。
私に言わせれば、2400億円ものカネをつぎ込み、不採算の「かんぽの宿」を作らせ、「知らん顔」しているのは誰だ。与党政治家と官僚ではないのか?それを頬被りして、後始末の方法が悪いと喚いても。
国民の目からすれば、日本社会の構造を「官から民へ」と改革する。その象徴として「郵政民営化」で信を問うと、前回総選挙したのではなかったか。その考え方を「よし」とした国民の判断が与党の大勝じゃなかったのか。
いくら、熱しやすくて、冷めやすい国民でも、馬鹿にしてはいけない。
だれも、忘れてはいない。
で、「何が、不正義」なのか?なぜ、続投はダメなのか?さっぱり分らない。
「かんぽの宿」売却手続きに齟齬はない。社長続投も「指名委員会」の結論を得ている。問題はない。
ひょとしたら、このめちゃくちゃな続投拒否は、麻生首相の本音である「郵政民営化」反対を、総務相が代弁しているのではないか。そんな気がする。
そうだとしたら、前回の衆院選は何だったのか?国民を騙している現政権そのものが、
「不正義」だと、言わねばなるまい。
そうでなければ、首相は、「一番始末の悪い権力者」と化している総務相を更迭してでも、
郵政民営化の推進を貫くべきだと思うが。
Goto
コメント
このブログで、日本郵政株式会社の役員を決める委員会、「指名委員会」を「使命委員会」と誤字しました。なんとも恥ずかしい間違いです。他にも誤字が多いぞとお叱りを頂きました。広告屋の校正ミスは致命傷です。以後、注意致します。
変わらぬご指導をお願いします。
Goto