AKB48

改革の一歩は、人心一新から。
新聞社も動き始めたかも知れない。このブログの目的は「新聞を読もう」です。新聞命の私としては、最近の新聞離れを何とかしたい。新聞本来の使命と役割が果たせるようにと願っている。
それには、「百年一日が如く」上から目線で、新聞の権威と正義を振りかざしても、凋落に歯止めは掛からない。固定概念を打ち捨て新しいビジネスモデルに積極的にチャレンジすべきと訴えている。
聞くところによれば、朝日新聞では、全役員が月に一回、新聞経営の在り方を泊まり込みで、研修を続けていると言う。その答えが、まだ見えないが。サラリーマン役員が議論ばかりでは・・・・・・。
読売新聞も、若者にターゲットを当てた新しい試みが見られる。写真をご覧頂きたい。今月から始まった「読売新聞×AKB48」キャンペーンだ。アイドルと創刊135周年記念とのコラボ。
コピーを読むと、新聞の価値を訴え、若者の活字離れを何とかしたいとの意図は分かるが。
果たして思惑通りに行くかどうか?新聞とアイドル?玉石混交の感は免れない。
私は、改革に最も積極的な新聞社は、毎日新聞だと思う。J字といって、活字をジャンボ化したのも。腹切りと云って、紙面を横断する罫線を入れたのも。毎日がタブーを破った。
なぜ、毎日か?と言えば、部数の落ち込みは臨界点を超え、広告の出稿もメガエージェンシーから全国紙扱いされなくなり、地区別に夕刊も廃止している。その危機感が裏打ちとなっているのだろう。
で、その毎日新聞がTSUTAYAや約3200万人(?)の会員を持つCCCと包括的な業務提携を結んだ。若者の新聞離れに歯止めをかけるのが目的なのだろうが。
毎日社長の「我々が届いていない世代へ新たなチャンネルを得られる。今回の提携は、将来の新聞社の在り方を見据えた重要なステップと考えている」とのコメントに、形振り構わぬ・・焦りが見える。
各新聞社が、動き始めたことは素晴らしいことだ。しかし、新しいビジネスモデルを模索することも、斬新な改革をすることも重要だが、新聞の命は、人だと思う。経営者だと思う。
それには、まず、人心一新から始めるべきだということも忘れない方が良い・・・・・。
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