雑誌購読の勧め・・・。

情報収集能力と情報活用能力・・・・・・。
毎月の楽しみ。色々ありますが、毎月10日に発売される文藝春秋が、その一つです。
取り分け、毎年9月号は、芥川賞受賞作品が全編掲載されます。
昨日の朝日と読売、文藝春秋の大胆な広告(写真参照)が掲載されました。(なぜ両紙とも国際面に絡んでいるのでしょうかね・ちょっと不思議)驚かれた方も多いと思います。
相次ぐ雑誌の廃刊。弧塁を守る老舗雑誌の抗いが痛いほどです。
(この号、芥川賞に名を借りて、きな臭さも漂いますが)
今回の芥川賞。この処の作品と比べ、大人の内容で一味ありそうです。それが全文掲載されているのですから、790円は、お買い得。是非、購入頂き、芥川賞作品と文藝春秋の良さ??を実感頂ければ。(お断りしておきますが、我社と発行元とはなんの関係もありません)
このところ、ブログで盛んに訴えているのは、ローカル新聞にもう少し、書籍広告が掲載されないかということです。昨日の日経朝刊の広告。文藝春秋も含め一面から六面までが書籍広告です。
広告は広告主が経済活動を強化したいとの目的で、発信されるものです。一部には、広告主の勝手だから、広告は信用ならないとの誤解がありますが。それは、考え違いです。
広告は、情報です。新聞広告でいえば、政治、経済、国際、教育、文化などの分野と同じ社会情報です。広告を見て、それをどのように評価するのかは、読者の判断です。
それを頭から、否定するようでは、情報収集能力と、情報活用能力に欠けていると言わねばなりません。広告もその背景や、意図を考えて眺めてみると面白い側面が見えてきます。立派な情報です。
そういえば、文藝春秋9月特別号には、8月30日を意識した、ここまで権力におもねるのが文藝春秋なのかと驚かされる「誰も知らない民主党研究」と、逆説的発想で自民党擁護に躍起になる「150議席・自民党政治はいつ終わったか・中曽根康弘vs渡辺恒雄」が掲載、偏見に満ちた老害のたわごとなど、興味深い特集が組まれている。
天下の文藝春秋、ここまで落ちたか。ここまでやるか。この大型宣伝の裏に、政権延命が隠されていると思うと、雑誌とは何か?や編集者の歪んだ思いが伝わり、結構、面白いですよ。
そうそう。文藝春秋の広告は、他からの転用が無いオリジナルばかり。広告も楽しいですよ。
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文藝春秋     8/10朝日新聞     8/10読売新聞     8/10毎日新聞   8/10日本経済新聞
9月特別号

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