夕刊紙

東京はいつも刺激的ですが・・・・・・。
今日は東京です。歴史が動いた真夏の選挙。その余韻は、行き交う人のどこにも残ってはいませんが。台風一過、古いものがすべて洗い流されたようで、爽やかな秋風が心地よいです。
思い出したんですが。先月、いや、先々月になります。7月の22日、東京にいました。
そうです衆院が解散された翌日です。帰りの東京駅で夕刊紙の見出しに目が止まり、思わず130円(田舎には夕刊紙は販売されていません)で購入しました。
その見出しが、自民100議席の危機(写真)でした。その時は「まさか、そんな事態にはならないだろう」と思いながら「こんな過激な情報が日常的に流される」ならば、都会と地方の政治情報には随分隔たりがある・・・と感じたものです。
40日後、その通り予想がずばりと的中するのですから。驚きです。夕刊紙は、日刊紙とも、週刊誌とも一味違うメディア。発行部数も、取材体制も、経営的な数値も調査したことがありませんが、興味が湧きました。
内容的には、とても女性にはたえられませんが、経済分野の予想などにも真摯に取り組めば、読者層も増え、地方展開も可能ではと思うのですが。紙メディアの時代ではないのでしょうか?
東京に来ると、いつも近未来の情報が得られ、とても刺激を受けるのですが、そのことが、人を幸せにするかといえば、そうでもないのでは・・と、思えるようになりました。歳のせいかな。
夕刊紙の見出しに、この秋一番の「さわやかな秋風」を胸いっぱい吸い込みましょう。
なんて、ソフトな見出しなら、ホッとするのですが・・・・・。売れないでしょうね。
                               台風一過の東京にて
                                       Goto
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7/23日刊ゲンダイ

コメント

  1. Goto より:

    新聞から電波へ、テレビからインターネットへと、情報ツールの主流が目まぐるしく動いています。昨今はネットから、モバイルへと移行しつつあります。それを情報の多様化というのでしょうか?それらをビジネスにするとなると簡単ではありません。
                Goto

  2. 夏アザミ より:

    今朝の朝日新聞に紙媒体の広告宣伝が衰退する。とありました。都会の情報もいいですが、GOTOさまの「台風一過、この秋一番さわやかな秋風」少年時代のような都会にはない田舎の感性を逆に都会に売り込んでみてはどうでしょうか?そして、田舎は、田舎の人はほとんどまだ夕刊フジやら、夕刊現代など見たことがないので、衝撃だと思います。風紀上よろしくないですけど・・・来年携帯5社がショートメールに互換性。携帯番号だけでメールが送れます。紙媒体宣伝衰退の横に出ていました。