弁護士の集団脱税

弱者の上前を撥ねるなんて・・・・・・・・。
日曜の朝っぱらから、こんな話題も、嫌なんですが?
この厚顔無恥。法の扱いを生業とする人達の「ていたらく」をどう判断したらよいのでしょうか?
消費者金融への「過払い金返還請求」の代理人として報酬を得た弁護士697人、総額「79億円」が申告漏れ(脱税)だと国税庁が発表。28億円に上る追徴税を徴収した・・・・。
新聞によると、ある弁護士は、2007年までの7年間に過払い金返還請求で依頼者から、受け取っていた着手金と報酬計約1億1千500万円を全く申告せず、隠した所得を預金や不動産購入に充てていたと・・・・・・。
これは一体どう言うことか?消費者金融が違法な高金利で貸し出していた(許されないことです)。多額の利子を払わされていた借主は、それを取り戻すために、弁護士に救済を求めた。
弁護士は、法に則り過払い金を取り戻した。そこまでは、ご苦労様です。です。しかし(ここからは事件の中身ですが)、たぶん、弁護士は消費者金融から取り戻した金を自分の口座に振り込ませた。
で、その金を借主に返さず。もしくは、法定額以上にピンはねし、その収入を申告しなかった。
そんな、からくりではないかと思われる。
だとすれば、借主(依頼者)は、消費者金融に、むしり取られ。弁護士に上前を刎ねられたことになる。これを「泣きっ面にハチ」「盗人の追い銭」というのではないか。酷い話だ。
弁護士は法の番人だとか、法治国家での、庶民や弱者を守る最も尊敬される職業だと我々庶民は思っている。しかし、などと言うのは、真っ赤な嘘で、悪徳業者の、さらに上を行く極悪人って、ことになりはしないか。依頼者は誰に弁護を頼ったら良いのだ・・・・。そう思いませんか?
弁護士は、弁護士会に入会しなければ、弁護士業を営むことはできないシステムになっている。この事件。単なる申告漏れ(脱税)の話ではない。弁護士が集団で犯した犯罪だ。罪は重い。
マスコミは、697人の弁護士名を公表すべきだ。悪徳弁護士の顔を世間に晒すべきだ。
弁護士会は、何らかのメッセージを発するべきではないか。自浄作用を公表すべきだ。
弁護士が、脱税(この弱者の上前を撥ねると言う極悪犯罪)を犯しても、社会的な制裁を受けないとするならば、この国が法治国家だ。などとは、とても思えない。
やれやれ、日曜の朝っぱらから、嫌な話だ・・・・・・・・。          Goto

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