国会

国家像から論争を始めてもらいたいものです。
いよいよ、今日から臨時国会が始まる。新政権、新首相がいかなる所信表明をするのか?楽しみである。思い起こせば、一昨年。安部元首相。参院選敗北の責任を取って、辞めれば良かったものを・・・・。
直後に開かれた臨時国会で、所信表明を述べたまま・・・・・退陣。代表質問をと、手ぐすね引いていた野党は肩すかし。論戦を期待した国民を裏切った。その結果、自民党政権終焉へ・・・・。
民主党は、この臨時国会で代表質問をしないという。私は正解だと思う。与党が自らの政権を、歯の浮くようなお世辞を並べ立てて褒めるような質問を本会議でやっても、何の意味もない。それこそ、時間の無駄。
そのくらいなら、少数であっても、全ての野党に時間を配分、質問させるべきだ。民主党にはその位の度量と、審議や議論を重んじる姿勢を示してもらいたい。前政権の国会運営を根本から見直して欲しい。
それこそ、この「民主革命」の最も重要な、政変ではないかと思う。
国会論戦で、私が興味を持つのは、自民党のスタンス。小泉構造改革路線(小さい政府)を継承したはずの安部さんが政権を放り出し、「中福祉・中負担」(中くらいの政府)路線を提唱した、福田、麻生内閣が自民党を瓦解させた。
現状では民主党のスタンスは、予算の組み替えによる「高福祉・中負担」の「中くらいの政府」のようだ。では自民党はどのスタンスで望むのか?
そこが、興味のあるところである。谷垣さんの人柄から言って、いたずらにネガティブな問題を争点にはしないと思うが、路線も明確にせず、「政治と金」の問題だけを追求するようでは、自民党の再生は難しい。
政権交代後の最初の国会。与野党とも、この国の将来を語るスケールの大きな国家像論争から、スタートして欲しいものです。まずは、鳩山首相の「友愛」路線の真髄をじっくり聞いてみたいが。
                              Goto

コメント

  1. ナガラ より:

    長年に亘り慣習化したことは、普通に見れば滑稽にさえ思えることでも、何の疑問も持たなくなることが間々あるようです。
    筆者のおっしゃる通り、代表質問で政権与党の自画自賛をするなどは全く意味がなく、愚の骨頂・時間の浪費でしょう。
    まして自民党の長期政権が続いた後では、自民党だけでなくどの党も、当たり前のことを取り戻すにも時間が掛かりそうです。
    しかしながら、今回の首相施政方針演説の時、野党である自民党のアルプス席は面白かった。
    まだ、政権を失って1ヶ月と云うのに、遙か過去の人となった大物政治家たちが、ずらり顔を並べていましたね。
    大きなマスクで顔を隠した安部さん。妙な薄笑いを浮かべた麻生さん。相変わらず居眠りの某氏。態度がでかい大ボス猿顔の森さん…。
    私たち国民は、こんな人たちに政治を任せていたのかと、妙な感心をして見てました。

  2. Goto より:

    大垣の蕎麦屋さんはよく知りませんので、調べておきます。       Goto

  3. リミスキー より:

    新蕎麦と新米の話、よかったですよ。岐阜県でも大垣には昔から美味しい蕎麦屋さんがあると聞きましたが、これも歴史は浅いんでしょうか?
     悪徳弁護士さん、本当に恥ずかしいです。人間として最低かと思わざるを得ません。どんなに頭脳明晰でもリスペクトされませんよね、これでは。日本も変な国になってしまったですね。誰を信じていいのか?これでは子供達に何も教えることはできません。一部の心ない弁護士さんの罪は重いと思います。