年末雑感

冬将軍のプレゼント・・・・。
歳を重ねると一年がますます早くなります。今年も残すところ、後10日余りですが、不思議と年末を感じないのはなぜでしょうか?私なりに理由を付けてみました。
一つに季節感がなくなった(昨日は大雪でしたが)。二つに休日に対する喜びがない。三つに新年を祝う風習が風化している。四つに、不況風が正月を迎える気分になれない。そんなところではないでしょうか?
このところ、冬将軍が大暴れ、不況と相俟って底冷えがしますが、新素材の肌着を身に付けているのも原因かもしれません。昔に比べれば暖かい。自然がずれて冬の感じがしない。
9月にはシルバーウイークと称する5連休もあり、盆や正月休みが、待ち遠しほどの休みでもない。マスコミがJRだの飛行機だの高速道路だのと大移動を煽るが、実際に帰省する人は、随分減った。
それに、この地方もそうですが、スーパーや商業集積地が元旦から営業する。正月だからと言って、おせち料理を作るなど特別の準備をしなくても、日常通り必要なものは、間に会う。生活に不便がない。
正月は心も気持ちも、新鮮な気分になって改まるものだが、どうも、来年も景気の回復が見込めない。どうせ、良い年にはなりそうにない。そんな、寂寥感が漂っている。
暗い話をしているようだが。神様は捨てたもんじゃない。クリスマスプレゼントも買う気になれない人のために、日本列島に冬将軍を連れてきて、ホワイト・クリスマスをプレゼントしてくれた。
ちっとも、年末気分じゃないが、今週はクリスマスウイーク。
あっという間に、一年が過ぎ去ろうとしてる。やっぱり、月日の経つのは、早いねー。
                                                   Goto

コメント

  1. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    男親は文字通りの「親」とライバルである「男」が共存するのではないでしょうか。私は最も尊敬する「親父殿」の手のひらから、未だに脱出することが出来ません。23回忌を過ぎたのに。でも、最近は、それで良いと思って、毎朝、仏壇に向かい香を焚いています。     Goto

  2. レモンハート より:

    本当に月日が経つのは早いですね。
    今年の冬は私は、何故か父を思い出すことが多くなりました。頑固で理解がなく死んだときも悲しくはあるが泣くほどではなかった父。ただ仕事や人間関係で行き詰まったときに突如現れる。名状しがたい悲しみが私を襲う。父なる核を理解するには年月が必要でした。
    こんな時代だからこそ今は亡き父に思いをはせることができました。自分を見つめなおすには、今が一番いい年末かもしれません。