チャレンジする若者を支えようではありませんか・・・明日のために・・。
私のブログは、後戻りしないブログでして、前に何を書いたかを、もう一度、振り返るってことはしないのが原則です。が、今日はどうしても、1月31日を引き合いに出します。
{私は、たとえ「ドンキ・ホーテ」と言われようが、若者が立ち上がることに称賛を贈ります。
勝っても、負けても(勝つと思います)その勇気に敬意を表します。権力とは戦って勝ち取るモノです。}
横綱・朝青龍の傷害事件に、角界の至宝を追い詰めるべきではないとの見解と合わせて、「相撲協会改革」の旗を揚げて理事に立候補した貴乃花親方にエールを贈った1月31日の一文です。
結果は、ご案内の通り、角界のしきたりである一門制の壁をぶち破って当選しました。「勝つと思います」と当てずっぽで、書いたことがその通りになったので、喜んでいるのではありません。
若者が立ち上がったことに、しがらみでがんじがらめにされながらも、協会チェンジのために、呼応した3名の勇気ある有権者(親方)に敬意を表したいのです。
私の想像ですが。角界は特殊な社会です。古いしきたりに反旗を翻すとなると、人生を賭けねばなりません。勝っても、負けても地獄です。勝ったからと言って、安泰ではありません。むしろ、厳しい現実が突き付けられると、容易に想像できます。
それでも、決断した。そのプロセスを考えると、世の中が変わる。社会が変わるとは、毅然とチャレンジした若者(貴乃花親方)と、そして行動を共にする勇気ある支持者によって、変化して行くものだと分かります。
一人の若者が角界の役員に「なったからと言って・・・簡単に、新しいモノが生まれる」そんな甘いものだとは思いませんが、しかし、閉塞した相撲界に楔が打ち込まれ、可能性を見出したのは間違いありません。相撲大ファンとしては、大いに期待するところです。
岐阜の市長選挙が、佳境に入りました。体制側は「権力を振り回し、利権を餌」に様々な締め付けを行っています。それを、若者が跳ね返すことができるかどうか、瀬戸際です。
私は、市民を信じています。閉塞した岐阜市をチェンジしたいと立ち上がった若者を、見捨てることはない、しがらみを断ち切り、勇気を持って支持すると信じています。 Goto
コメント
新聞や週刊誌などマスコミネタに振り回されないで、現実を直視すれば、結構、見えてくるものがあります。
この問題は政治の世界でも共通する課題です。
日本が過去に、自らを変革する歴史を持たなかった欠点が、デメリットな日本の特質として出てきます。
私は、現場のことを現在の相撲協会機能に引き続き任せ、経営に関わることは公な機関で行うべきと思うのです。
その上で、両者が一体となって時代の変遷に対応して相撲の伝統を確保して欲しいと願うのです。
議論を好むものではありませんが、金に絡む問題はとことん透明にして、相撲本来の面白さで、もう一度、ファンにアピールして欲しいのです。
大相撲の経営をどうするのか?朝青龍引退問題と貴乃花親方の理事選出馬と重なり、社会問題になりました。
私は大の相撲ファンです。時間が許せば、テレビ桟敷にかじり付きたい方です。名古屋場所には、毎年ではありませんが、二年に一度は足を運びます。最近は江戸出張も日帰りになりましたので、両国に足を向ける回数も減りましたが、「ちゃんこ」は大好きです。
そんな程度の相撲ファンですが、力士のOBが、相撲協会を運営するこれまでの制度を不思議に思ったことはありません。横綱審議会も外部監査役も機能していると思います。相撲以外にコストを掛けない経営方針は正しいと思います。独特な運営方法を頑なに守れば良いと思います。現代風に改革する必要はありません。
問題が発生すれば、その都度、親方衆が話し合って決めればよいのではないでしょうか。ましてや、文科省が口を出すのは、如何なものかと思います。すべての問題の解決は、相撲人口を増やすことにあると思います。口を出すならば、小学校の体育の授業に「相撲」を取り入れてはどうかと思います。でなければ、横綱の品格など保つことはできません。
ただ、外国人力士の教育をどうするかについては、もう少し、議論がいるのではないでしょうか?朝青龍の場合は、初土俵から4年で横綱に昇進させたのが準備不足だった気がします。
相撲教習所の担当部長になった貴乃花新理事に期待してもよいと思うのですが?やっぱり若いモノには任せられないでしょうか? Goto
社長さんと少し異なる私見ですが…、相撲協会には体制が変わる自主性も、時間的余裕も少ないと思います。
今回の大相撲の騒動は、やはり、伝統・格式の名の下に利権構造を守り、変化に対応することを怠ったツケではないでしょうか。
協会の運営にしても、江戸時代の流れを受け継いだ旧態依然としたもので、今後この形で進めるには無理があり過ぎです。
たとえ貴乃花親方たち若手に期待するにしても、今までの言動を見る限り、多くを望むのは酷というものです。
プロ野球選手やプロサッカー選手が、球団経営に直接参加することがあまりないように、近代的経営を引退力士に任せること自体が、異常と感じないでしょうか。
まして彼らには、若い時代を相撲一筋に過ごし、経営的なことを学ぶ時間など、ほとんど無かったはずです。
この際、文部科学省の指導である種の民営化をして、経営と現場を切り離して、相撲協会を運営したらどうでしょうか。
そうすれば明朗経理で、相撲ファンも納得しやすく、朝青龍問題なども答えが出やすくなると思いますが…。