第8回JLAA総会

広告会社の使命は重い・・・
今朝は気合が入っています。還暦過ぎて、力み過ぎるとロクなことはないのですが。なぜ、張り切っているかと申しますと、「JLAA」(日本地域会社協会)8回目の総会が開催されるからです。
昨年の9・10月に全国6ヶ所で開催したブロック会議の折に参加頂いた、仲間と再会できるからです。
私は、総会でこんな挨拶を申し上げようと思っています。
「デフレで経済が収縮しています。とりわけ地方経済は活力をなくし、先が見えない状態です。その余波をまともに受ける地域の広告会社は、冬の時代にあります。
急激なネット社会の普及は、従来のビジネスモデルがことごとく通用しなくなりました。とりわけ、卸業、代理業などの中間事業者は、その存在意義が問われています。広告会社もその範疇です。
広告会社にとって、楽観できる状況はどこにも見当たりません。
むしろ、環境は悪化していると言えるでしょう。そんな環境の中、
この一年間の活動は、エリアワンをスローガンに、広告大学やクリエイティブ研修、総務人事の実務者の交流会など、足腰強化のために人材育成に力を入れてきました。また、地域広告ドットコムを立ち上げ、JLAA加盟各社の業務内容をネット化しました。全国6ヶ所で開催したブロック会議では会員間の活発な情報が交換され、現況に立ち向かう決意の場を持ってきました。
しかし、時代の急激な変化の中、果たして地域の広告会社は生き残れるのかどうかを、問われた時、生半可では生き残れないと認識すべきだと思っています。時代の変化を読み取り、謙虚に学ぶ姿勢が必要だと考えています。
私は今期のテーマを「Back to The Basic」としました。私達はなぜ、広告の仕事を始めたのか。広告の仕事とは何かを、もう一度原点に帰って問い直す必要があります。また、先達の試みに学ぶことから始めるべきだとの思いからです。
午後の部では、ネット媒体の現状を学び、新しい提案システムについて研究します。そして、全国各地の成功例や新しい取り組みを10題、勉強してもらいます。盛り沢山です。
全国各地から結集したJLAAのメンバーが、第8回の総会を通じ、交流を深め、広告の原点を考え、新たな地平を掴んで頂ければ幸甚です。と申し上げるつもりです。
広告会社は時代をリードする仕事です。
国家の中央集権体制の金属疲労は極限に達しています。このままでは地域が消滅してしまいます。
地方分権・地域主権へ国のかたちを変えて地域を再生、復活させる以外に方法はありません。地域に根を張る広告会社の責任と役割は重いモノがあります。
懇親会では、JLAAのメンバーは地域主権の担い手にならねばならないと。
声を大にして、広告会社の使命を訴えたいと思っています。               Goto

コメント

  1. Goto より:

    激励ありがとうございます。
    お陰さまで大変な盛り上がりで成功裏に終了しました。新たな提案が13題発表され「頭が膿そうだ・・・」との悲鳴も聞かれました。変わらなければ変われない。面白い時代に、面白い仕事に携わらせて頂いています。感謝です。
                   Goto

  2. かじ より:

    がんばれ