6月25日が気になりますが、人の褌で相撲を取るのは卑怯です。
韓国海軍哨戒艦沈没事件で、韓国軍の合同調査団は沈没原因を「北朝鮮製の魚雷による水中爆発」と断定した。李大統領が明日国民向けに談話を発表し、26日にはクリントン国務長官が訪韓する。
朝鮮半島に緊張が走ります。日本のメディアには冷静な報道をお願いします。そもそもが拉致問題やテポドンの発射など、北に対する日本人の感情には、不信感に満ちています。メディアが、必要以上に煽りますと・・・・・
只でなくても、閉塞感に覆われている国民、好戦的になる可能性ががあります。
戦争では何も解決しないことを、日本国民は忘れてはいけないと思います。
幸い。当事者である韓国政府は、事件発生以降2ヵ月あまり、悲しみと怒りを乗り越え、冷静にかつ、用意周到に、問題解決に取り組んでいます。さすがに超一流の経営者であった李明博大統領だと、改めて敬意を表するとともに・・・羨ましく思います。
民主党政府。この事件については、韓国政府を全面的に信頼して、対処する以外に方法はないと思います。その結果、日本も巻き込まれるかもしれませんが、そこは、自主防衛。毅然と立ち向かうべきです。
朝鮮半島の緊張を利用して、米軍海兵隊の抑止力の必要性を煽り、普天間基地移設問題を、自民党案に戻し、辺野古で決着させるという「人の褌で、相撲を取る」ような主体性のない結論は、止めて欲しいと思います。そうなる気がしますが。
鳩山首相の迷走は、そもそも、団塊世代の平和ボケにあると思っています。いや、もう少し言わしてもらへば、65年間、戦争とは無縁の時代が続いた、その恩恵が仇となって、国民を平和ボケにしてしまっているのではないでしょうか。
反戦の思想を持って行動することと、平和ボケとは全く違います。
60年前になりますが、6月25日が朝鮮戦争勃発した日です。嫌な予感がします。
反戦の思想を持ち、メディア報道に注視しながら、緊張した朝鮮半島を見守りたいと思います。
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