イエローカード

広告の仕事は奥が深いモノです・・・・
民主党政権にレッドカードを突きつけて・・・どこかの政党は参院選を戦い・・組織力で善戦しましたが・・イエローカードで・・・ジャックされた9日の中日新聞には驚きました。
広告的には・・・・イエローは新聞紙面に映えて目に付くので・・・有効な広告だと思いますが・・・一面に三か所・・・いやいや四か所もイエローカードを・・揃えますと・・・色が目に入って記事が読みにくい・・。
それに・・・イエローは目に付きますが・・・何の広告だろうと思って文字を読む人がどの程度いるだろうかと疑問も生じます。私は仕事柄・・・イエローが強過ぎて商品名が死んじゃってるな・・・とか。一面と社会面をジャックしたんだが・・・テレビ欄は・・・買えなかったのかなー・・とか・・・
スポーツ面は訴求率が高いが・・・ここまでやるなら・・スポーツ対向面で全面イエローの全ページ広告で・・内容を丁寧に説明すればよいのに・・・その方が更に効力を発揮するのに・・などと広告的な眼であれこれ考えながらイエローカード広告を眺めています。
新聞広告の特徴は、商品価値をじっくり読ませて納得させることにあります。以前のように家族みんなで新聞を回し読む習慣は無くなったようです。その点からすれば・・ちょと奇をてらい過ぎの感は免れない広告だと思います。
新聞もカラーの時代です。こんな工夫で広告効果を高めようと努力するのが広告会社です。その努力が広告の仕事の面白さなんですが・・・・とは申せ・・・一面に4枚のイエローカードでジャックするとは・・
新聞のルールもありゃしない。
それこそレッドカードだと思うのですが・・・・。
広告の仕事は奥が深いモノだと・・・つくづく感じるこの頃です。             Goto
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7/9中日新聞 1面      スポーツ面        31面

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