十善戒

まだまだ・・・・修行が足りませんね。
旧盆が近くなったから・・・急に抹香臭い話をするつもりもないのですが・・・・お盆には親父殿が戻ってきます。還暦を過ぎても、我を忘れて興奮したり、物事に向きになったりすることのないよう・・・成長した姿を見せなければなりません。それには・・仏教の教えにも注視しせねばと思うこの頃です。
一切衆生・・・・大乗仏教の世界では、生きるモノはことごとく仏になるのですから・・・・多少の非人道的行為は許されるのでしょうが・・・己を律して生きて行くのはなかなか難しいことです。
今更・・・性格を変えることなどできないのですが・・・「良い習慣を身に付ける」努力をすれば多少は性格も変えることができるそうです。・・・良い習慣を仏教の「十善戒」に求めて見たいと思います。
十善ですから・・・良い行いが十。故意に生きモノを殺さないだとか、人のモノを盗むなとか、異常な怒りや欲は持つなとの教えがあります。人として守るのは当り前のことです。習慣化しなければならないのは十善のうち二、三ではないかと思っています。(たぶん)
生き方もそうしたいと思っている「ウソをつかない」(不妄語)は、仕事では絶対だと思っています。他人を仲違させる言葉(不両舌)や無意味なうわさ話に耳を傾けたり、したり(不奇語)は、そもそも苦手な方ですから・・・この教えも問題ありません。
私の場合・・・感情を出すのを耐え忍んで、相手のすべてを包容し、理解して怒らないようにすること。自分が正しくて他人が間違っているという感情を持たないこと。人生は思い通りにはならないと感じ、それを楽しむ境地に至る教えについては・・・習慣化する努力が必要だと思っています。
それを十善戒では「不瞋恚」(ふしんに)の心を持つと言うそうですが・・・。
それと・・・あまり善行を欲張ってもダメですが・・・・左翼だった頃の考え方が染みついているのだと自分では思っているのですが・・・物事を真直ぐに考え、ひねくれて考えないようにしないといけない。それと物事や現在の情況が変わらないとは思わないことが大切だと言う教え。「不邪見」と言うそうですが・・・私に足らないところだと思っています。
「不瞋圭」と「不邪見」を身に付ける・・・親父殿が帰ってくるまでには到底間に合いませんが。
心して生きて行きたいと思います。地獄の釜が開くのが待ち遠しい・・・・
「えー。おれは天国に居て・・地獄じゃないですって」・・・・まだまだ修行が足りませんね。     Goto
追伸
8月16日・・・福井県敦賀市・名勝「気比の松原」で幻想的な「とうろう流し」が行われます。(月刊きらめき?楽部・敦賀みっちゃく生活情報誌30050部発行・8月号巻頭特集に掲載)仏になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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コメント

  1. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    ご縁のあった方が、頑張って生きておられるのに接する幸せはありません。私の人生は反省ばかりですが(笑)・・・くじけず、めげず・・生きて行きましょうね。機会を設けて一杯やりましょう。
    へんてこな気候が続きます。体調にはくれぐれもご留意ください。ありがとうございます。
                   Goto

  2. まい より:

    ハンドルネームで失礼致します。以前の就職先では、大変お世話になりました。レジャー企業から医療関係へと職種は変わりましたが、あいかわらず接客窓口として働いております。
    後藤様のブログは、現在はため読み、痛快読みをさせていただいております。
    後藤様が時折書かれる反省文?今後の展望文?宣誓文?のブログが好きです。一言で言うと後藤様が人が好き、人類愛が深い感じをうけるからなのでしょうか。
    土地が変われば、価値観が変わる。わっかっていても、自分の価値観を変えない私です。今は葛藤の時期ですが、水と油が乳化するときが来るよう努力したいと思います。今更とは、考えずに(笑)
    追伸 投稿は不慣れですので失礼がありましたら、お許しください。