しがらみ

背景に怯え・・経験に左右されるようなリーダーでは・・・・・・。
歳をとりますと、しがらみの中で生きるようになります。経験と背景というしがらみです。ゴルフのパター等は経験というしがらみが邪魔をして、下りのラインなら・・オーバーの経験がしがらみとなって残っています。それで加減してショートすることになります。
昇りのラインなら、強めに打たなきゃと・・・ついついパンチが入って・・・引掛けてしまう。ストレートラインなら頭を残し、下半身が動かないように芯で打てば真直ぐにころがる・・と分かっていても・・・行き過ぎたらどうすようとか・・・これが入ればパーが取れるとか・・・。
経験がしがらみとなって邪魔する。ついつい・・身体全体に力が入って・・結果的には・・・ラインが外れて・・・・。経験と言うしがらみは嫌なしがらみです。たかがゴルフですが・・実社会のしがらみとなると、圧力となって時の政権をも揺さぶります。
中日新聞で半藤一利さんが、昭和史で内閣がくるくる変わった時代が二度あり、今が三度目だと語っている。・・成程と思うのと、しがらみとはこう言うことなのかと改めて思いましたので。
(半藤一利さんと私は、ひらがなで書くと一字違い・・・何となく親しみがあるから余計にそう思うのかも)
最初の短命内閣時代は・・・軍部の介入と言うしがらみ。もう一回は終戦直後。後ろにGHQと言うしがらみが圧力となっていた。で、今、三回目、そのしがらみは、労組でも財界でもない・・・何かと言うと・・・メディアの世論調査だと断言しています。
政治家は毎週のように流れる世論調査ばかり気にして・・・・左見右見(とみこうみ)している。こんな時代は決してこの国を豊かにはしない。しがらみを断ち切る勇気が、政治家に求められています。がそれがなかなか難しい。
あの日の出の勢いで神罹っていたゴルフの天才タイガーウッズだって、メディアに潰されるのですから。ではどうすればよいのか・・・答えは簡単ではありません。ただ・・・国民がメディアを疑ってかかる目を持つことと、背景に怯え、経験に左右されるようなしがらみ大人は一日も早く、第一線から身を引くことではないでしょうか。                         Goto

コメント

  1. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    最近、ゴルフのやり過ぎなのか?PCのキーボードを打つせいなのか・・・・首痛で悩んでます。
    左見右見できなくて・・・・トホホホホ。
                    Goto

  2. MS より:

    左見右見といいういう言葉初めて知りました。
    勉強になります。
    日本人はメディアリテラシーという能力が足りないということを聞きました。
    情報識字率という意味で、簡単に言うとメディアからの情報を見抜く力です。
    右向け右にみんなが反応する世の中はおもしろくないので、せめて上でも向いて抵抗してみます。