よしや南海苦熱の地でも・・粋な自由の風が吹く・・
先週の熊本に続いてJLAA秋のブロック会議・・中四国会議が龍馬ブームに沸く高知で開催されました。久しぶりの高知でしたが・・・最高気温34度と猛暑のなごりか、南海の苦熱に遭遇した感じでした。
中四国の会員。鳥取からは車で5時間半、広島も3時間半。岡山からJRで2時間半。香川からは高速バスで2時間。愛媛からでも2時間・・・遠路お集まり頂いた会員各位には心から感謝申し上げます。
私と言えば・・・・誠に申し訳なく。岐阜と高知・・・・お互いにさしたる交流もなく、岐阜からは辺境のイメージですし、高知の人にお聞きしますと、岐阜がどこに位置するか?など眼中にないようですが・・・名古屋空港からわずか・・・45分(毎日就航しています)。居眠りする時間もありませんでした。
熊本と同じで・・・早朝7時45分発の一便。9時過ぎには「はりまやばし」に立っていました。さて・・・・会議は1時半から・・・どうするか?空港から街まで・・・右を向いても左を見ても「龍馬」一色。
我社の生活情報誌20誌を携えていましたので・・・荷物が重い。取りあえず、高知駅のコインロッカーに預かってもらい・・・・駅周辺で開催されている「土佐・龍馬であい博」でも覗くかと、入場しました。
「なーんだ・NHKの大河ドラマ龍馬伝の宣伝じゃないの・・・・」でも。休み前のせいもあったんでしょう・・・朝から観光客で賑わってました。NHKの威力と申しますか、威光は流石です。
で、私の頭でイメージする高知って。そうです。ブラジル在住・高知出身のブロ友に岐阜まで、足を運んでもらった折に、岐阜公園と岐阜城を案内・・・そこで彼が・・目にとめてくれたのが自由民権運動の指導者「板垣退助(高知出身)」の銅像。遊説中にこの地で刺殺されました。
そうだ・・・高知は自由民権運動のメッカ。日本国憲法を草案したのも植木枝盛ら立志社の面々。公民権運動も国会開設を唱えたのも高知の自由民権運動に端を発しています。ここは一番、自由民権運動の歴史にでも触れて見るかと・・・・記念館を訪れて見ました。
高知駅から市電で・・・・約15分ほど。久しぶりの市電もなかなか良いモノ。記念館は桟橋通り4丁目で下車。高知南警察署の隣に。瀟洒な建物。市の職員の方でしょうか。観光客が自由民権記念館とは珍しいと・・・丁寧な対応で案内してくれました。
一時間ほどビデオなどを見させてもらって、さて、会議場へ。今度はバスで。「運転手さん。本町五丁目に行きたいんですが」「はりまやばしで降りてアーケードを歩いてすぐですよ」・・・・ありがとう。とばかりに重い荷物を下げて・・・帯屋町通りをテクテクと。
いやいや・・・高知の人はこのくらい歩くのは平気なのかもしれませんが・・・・市電で5駅。汗が噴き出てシャツはびしょびしょ・・・・「よしや南海苦熱の地でも粋な自由の風が吹く」とは安岡道太郎の一節。
どこが自由の風か・・・・まさに苦熱だわいと・・・・・。武市半平太殉節の碑に辿り着く、そこで振り向くと、デンと構えた高知城。へーこれが高知城か。熊本城とは趣が違うが・・・壮観な天守閣だと思わず見とれて・・・・いましたら・・・・・
南海のさわやかな・・風が頬を撫でました。 Goto
土佐・龍馬であい博 高知市立自由民権記念館
入場券 パンフレット
コメント
ありがとうございます。
誤解ではありません。勉強不足で無知でした。
ご教授頂きありがとうございました。
Goto
板垣退助が岐阜で刺殺されたこと、間違いではないですか。
岐阜遭難事件は1882年(明治15年)
亡くなったのが1919年(大正8年)
「板垣死すとも自由は死せず」の言葉が一人歩きしたためか、後藤社長さん誤解されていますよ。