英雄を履き違えるな・・・・。
私には・・・やっぱりな、そうなっているんだと納得できました。なんのことかと申しますと、尖閣諸島沖での中国漁船衝突を巡るビデオ映像流出事件で見えてきたことです。
巷間かまびしいビデオ流出に付いて、私の意見は明快です。国家機密に該当しようがしまいが、そんなことは問題ではありません。公務員が情報を漏えいさせれば、犯罪です。厳格に厳しく取り締まるべきです。それを許せば国家は崩壊します。
私が・・・この事件で、妙に納得しているのは、どんな経緯で流出に至ったかなんてことはどうでもよろしい。秘匿して情報を流出したにも拘らず、告発を受け検察・警察(国家権力)が捜査に乗り出せば、誰が、何時、どこから・・ネット上に流出させたかが、一発で解明されたと言うことです。
つまりは・・・ネット上でのセキュリティーなんてものはないのだということが証明されたことに納得しました。ネット上での完全犯罪はないと言うことです。
だとしますと・・・・インターネットなどで、匿名で、誹謗中傷の類いを繰り返すことに喜びを感じている変質者の正体なんぞを暴き出すことなど、いとも簡単にできるってことになります。
だとすると・・・・掲示板なんてものも誰が書いているかは、その気になればすぐに分かるってことです。だから・・・誰にも分からないと思い・・・匿名で調子に乗って勝手なことを書き込む輩は、その気になれば特定されることを知るべきです。
私は・・・モノ申す時には、そのことで自分がどうなろうとも覚悟を決め・・実名で述べます。
この流出事件・・・・国民感情では・・・中国の不遜な態度に腹を立て・・・歓迎する向きもありますが、私に言わせれば、匿名で・・こそこそと流出させた人物を、英雄扱いするなんてもってのほかです。
・・・義侠心にかられ、国家のためにと言うのなら、なぜ、匿名なのか・・・教えて欲しいモノです。
Goto
コメント
コメントありがとうございます。
この国民にこの政治。この国民にこの外交。国民の覚悟が問われていると思います。
Goto
ハンドルネームで申し訳ありません。
部外秘なのか、庁外秘なのか知りませんが、義憤に駆られての行為との事。そう判断した行政職員の取るべき行動であったかと言われれば、やはりキチンと処罰されるべきであろうと思います。
中国人の船長を釈放し、この映像を流さないと判断したのは、我々が選んだ議員達であり総理でありますから、彼らに文句があるのであれば、リコールなり起こして次の選挙で選ばなければいい。
行政官は、我々が選んだわけではないのですから、政治問題に立ち入らせてはいけません。政治的な判断を行うべきは、政治家であるはずです。
この原理原則を間違えると、司法をも怪しくしてしまいますから、まさしく国家が崩壊してしまいます。ここは冷静な対処をするべきなのではないかと思います
コメントありがとうございます。
問題が起こればその解釈に切り口は何通りもあると思います。私はこの問題の背景にあるネット社会の歪みと公務員モラルを切り口に考えて見ましたが・・・最高裁の判例を絶対視する権威主義は持ち合わせていません。それと、私の英雄観には、匿名で事を起こす人物は入っていませんので・・・・薄っぺらな切り口になったと思います。御指導ありがとうございます。 Goto
情報漏えいが犯罪と仰られていますが過去の最高裁(1977年)にて国家機関が形式的に秘扱の指定をするだけでなく、一般人が知らない、秘密として保護するべき場合のみ守秘義務の対象になるという判例が出ており、今回も国家公務員法に照らし合わせて無罪になる可能性もありうるという事をお伝えいたしま
す。
また犯罪者と英雄を同列に出来ないと考えていらっしゃるようにお見受けしますが、それこそ中国では劉暁波氏がいらっしゃるではないですか。
これほどまで大きい問題を匿名・非匿名の論議で終えてしまうのは非常に問題があると思います。
いつもお世話になっております。
今回のビデオ流出事件に関しまして、意見の述べさせていただきたいのですが、流出の本人はおそらく、発覚を恐れず自分の人生を全て捨てる覚悟で、世界の明るい未来のために勇気を出して真実を流出させたと認識しております。うそも方便と申しますが、それが未来のためにならないなら、勇気を出して自分を犠牲にする。自己犠牲によって正義は保たれる。これが現実だと思います。でも自分を犠牲にすることなど、守るべきものがある人々にはまず出来ません。ですからうそをついて生きていく。これを世渡りを呼ぶのでしょう。さてこれからどうなるのでしょうか?