自然に対して・・・・「ドンと構える」ことができますか?
夏の猛暑が印象に残っているのか・・・今年は紅葉の季節は来ないのではないか?秋を飛ばして冬になるのではと思っていましたが・・・先週から、この地方の山並みも一斉に色付き、晩秋の気配が漂います。
手帳を辿ってみますと、今年が特別に紅葉が遅いわけではないようです。やはり、この地方では11月の中旬以降、紅葉が真っ盛りだと記してあります。猛暑に翻弄され、気候が著しく変化、温暖化したのではと・・・思いがちですが・・・
季節は着実に夏から・・秋へ、そして晩秋へと巡っています。例年の季節の移ろいですら過去を知らねければ・・・猛暑に左右されてしまいます。自然の大きさとか、偉大さとか。計る物差しがある訳ではありませんが・・・日本人は気候に敏感な生活を送っています。
目まぐるしく変わる季節に追い立てられているようです。(広告の仕事は生き馬の目を抜くような瑣末な面がありますので、余計にそう感じるのかもしれません)
自然の摂理を知ることは、案外、自然に対して「ドンと構える」ことができ、物事に動じない人間になれるのではないかと・・・・真っ赤に色付いた楓・黄金色に染まった銀杏の街路樹・・・・そして、北風に舞う落ち葉を眺めながら・・・感じています。
いやいや・・・晩秋に感傷的になり・・物の哀れを憂いているのではありません。
たとえ、季節の移ろいでも・・着実に巡っていることを知れば、季節に翻弄されない人間に変われる。
何事においても・・・「知れば・変われる」(変化)モノだ・・・逆に「知らなければ、いくら変化を求めても変われない」モノなのだと・・・妙に納得しているだけです。 Goto
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