メディア不況

高校生のチャレンジ精神や夢や希望を奪うのは誰だ・・・・。
あなたは、どの様に思われますか?私は随分考えさせられています。先ごろ電通が発表した高校生が将来つきたい職業の第一位が公務員を希望していることに付いて。
この意識調査、サンプル数が全国で600人。携帯電話を使ったインターネットでの調査、その信憑性の程は検証の余地があると思うのですが・・・・文科省が発表した、来春高卒の就職内定率率が57%に止まっているのと合わせると・・高校生の考え方・・・さもありなんと思います。
私は、この国の経済に明るいマインドが生まれない現状。とくに政府が大型の補正予算を組み景気浮揚に貢献している筈なのに(少なくとも上半期も第三四半期もそれなりの数字が出ています)。厳しい、大変だ、政府は何をしている、日銀が悪いなどなど・・怨嗟の声が渦巻いているのが気に入りません。
大人の間に・・・いやいや、巷に不景気風が吹き荒れている中で育てば、高校生ならずとも、暗く、落ち込むのは当然。そして将来不安を解消するため安全、安定の職場を求めるのは必然です。(私は今後、公務員が安心・安定の職場だとは思いませんが)因みにこの調査での第二位は大企業の正社員です。。
こちらの調査の方が重要だと思うのは、日本の将来を不安に思う割合は86%。不安に思うことは就職が80%で、大学受験69%や恋愛59%よりも勝っています。これでは高校生に夢がないってことですが、この国に夢も希望もないって、ことでしょう。
原因はどこにあるのか・・・・日本は情報社会です。それも過剰な情報社会です。新聞やテレビは、ネガティブなニュースを繰り返し、繰り返し報道します。情報の価値のないモノでも国民に取捨選択の余地を与える暇もなくシャワーのように報道します。
その状況では・・・経験の乏しい高校生に将来不安が刷り込まれるの自明です。で、原因です。
そうです。この国をダメにしているのはメディアです。メディアが元凶です。
私は、この現象を、メディア不況と呼んでいます。                 Goto

コメント

  1. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    私も早朝ウォークングの途中に屈伸運動から始める独自の体操を加えました。そのお陰だと思うのですが、歩くだけでは伸ばせない筋肉がゆるんで結構快調です。
    来年・・・最も流行する言葉は「メディア不況」になります。ただし、メディアは報じませんので、裏ヒット語でしょうか。   Goto

  2. 夏原健次 より:

    いつもお世話になっております。
    ここはやはり、政府行政や地方自治体、新聞社、企業、自営業者全体で、全国ラジオ体操キャンペーン!毎朝6時30分のラジオ体操で明るい日本!のキャンペーン活動を含めた日本の意識改革につながるキャンペーン活動を行い、日本人はやればできる、という精神の啓発活動を景気対策と成長戦略として全体的に行うのはいかがでございましょうか?全国ラジオ体操キャンペーン!でなくてよいのですが、企業は営利活動以外にも社会貢献活動や社会教育活動を積極的に実施して、チャレンジ精神を育成していくのが成長戦略になると思います。景気がよくなることをお祈り致します!