先送り

岡ちゃん、ここは正念場ですよ。頑張って下さい。
複雑化する社会です。解決できない問題は山ほどあります。解決できない問題を解決するにはどうすれば良いのでしょうか?
例えば・・・・「いつまでこの問題を引きずっているのだ」とメディアが声を荒げ、「そうだ。そうだ。早く解決せよ。」と国民が囃し立てている民主党の「小沢」処分問題などです。
冷静に考えれば、強制でも起訴されたのですから、過去の例からしても、党としてけじめを付けねばならないのでしょうが・・・・メディアの煽りに乗って、処分すれば、党分裂の危機を招く。だから解決したくない。でも、解決は迫られる。こんな問題をどうするのかってことです。
私は以前から、岡ちゃんに頑張れとエールを送っていました。岡ちゃんとは、民主党の岡田幹事長のことです。私は以前からサッカーの前日本代表の岡田監督と、プロ野球のオリックス岡田監督と、民主党の岡田幹事長に注目、彼らに期待していました。
サッカーの岡田さんは、ザックとか言うイタリア人の監督を代表に招き、アジアカップで優勝。Wカップの評価が急落しました。野球は今年頑張って欲しいと思いますが去年のオリックスの成績では寂しいものがあります。
で、民主党の岡ちゃんですが、7日の役員会で小沢処分問題(結論をもたもたしてるものですから)の解決を幹事長一任と決まったようです。さてさて、この難問をどのように裁くのか?政治家として、与党の幹事長として、真価が問われました。
彼は原理主義者です。論理主義者と言ってもよいと思うのですが、だとしたら、答えは一つ。離党勧告を突き付け、応じなければ除名する意外にありません。でも、ここまでもたもたと解決を先延ばししたのは、その答えでは、党内がまとまらないからです。
そんな時、つまり解決できない問題に直面した時、リーダーの真価が問われます。方法は二つしかありません。一つは原理原則を貫いて、処分する。もう一つは、解決できない問題は時間に解決してもらう。つまり、先送りする。です。
私は、先延ばししてきた結果、一任され結論を先延ばしにできなくなったのですから、ここで結論を出さなければならないのですが、ここは自らを追い込まないほうがよいと思います。この問題の解決方法は、裁判の結果が出るまで、ひたすら、先送りする方法が一番だと思います。
そんなことをすれば、民主党の将来はないと言われるかもしれませんが、でも、世の中には、解決できない問題は、先送りと言う素晴らしい解決方法もあると考えるのも解決です。小沢問題なんて、何ちゃないのですから。
ことほど左様に、世の中には、解決できない問題なんて、所詮、ないのではないかと思うのですが、原理主義者の岡ちゃんに、それだけの度量があるかどうかですね。Goto

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