義援金

新聞社は・・・累計額を連日掲載すべきじゃないでしょうか・・・・
季節は嘘を付かないのか・・・?それとも温暖化傾向が進行しているのか?
大震災の余震が続き、天変地異・・に慄かざるを得ないのですが・・・でも、春は巡って来ました。
ユニクロが・・・夏の定番、新作のTシャツを500円でのキャンペーンを張っています。おっさんにTシャツは似合わないのですが、この夏は節電対策で、Tシャツで過ごす日が増えるのではと思い・・色も16色あるので・・・好みの色を数着買いました。
で、驚いたのは、9,10日の二日間。500円のTシャツを買うと、二割にあたる100円を日本赤十字社を通じて大震災の義援金にあてるとのこと・・・なるほど・・・こんな義援金応募方法も良い・・さすがだと思いました。
巷では・・・あちらこちらで義援金集めが盛んに行われています。何か・・役立つことがしたい。でも何もできない。となると・・最も手っ取り早いのは義援金を拠出するってことになります。
しかし、復興に掛る経費は膨大な額です。善意に頼る義援金ではおっつかないのは目に見えています。早晩・・・増税で賄うしか方法はありません。そうなれば、ユニクロ的な企画を国家レベルで取り組む・・・消費税のアップってことになるでしょう。国民すべてで、義援金を拠出する方法です。
・・今日的には、節電に心掛ける人も立派な支援ですし、被災地や被災者に思いを寄せることも、立派な支援です。ユニクロのように必需品を購入することで、義援金に回ることになる間接的支援も立派な支援です。
作家の曽野綾子さんは朝日新聞のインタビューで「被災地の支援、国家に頼るのではなく「痛い」と感じるくらい自らおカネを出すことだ」と述べていますが・・・世の中には出したくても出せない人もいます。出せない人にプレッシャーを掛ける発言は・・よろしくないと思います。
連日・・地元の新聞社が関連する「社会事業団」に持ち込まれる義援金の額と企業・団体名・個人の氏名が掲載されています。それも100万円以上は・・・写真入りで紹介されています。結構なことですが・・・法人の場合は寄付控除の対象になります。
子供がコツコツと貯めた貯金箱を持ち込んだモノは、同じ善意の浄財であっても記事にも写真にもなりません。・・・寄付控除対象の法人が持ち込んだ100万円以上は写真付きで記事になる・・・だから、無理してでも100万以上持ち込むのだとも聞いています・・・売名行為を煽るような風潮もおかしなことですが・・・おカネの額で紙面スペースが違うのも・・・・考えモノです。
とは申せ・・・何とかしたい思いを・・・信頼できる新聞社に託し被災地に届けて欲しいと願う善意に偽りはありません。だとすれば・・・・新聞社は、累計額を連日正確に掲載、報告すべきではないでしょうか?
多分、ユニクロはTシャツ義援金活動で得た金額を正確に報告すると思います。
他人の善意を預かった以上は当然だと思うのですが・・・・・・       Goto
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4/9朝日新聞

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