原発報道

原発の正面玄関に立ったのか?
マスメディアの批判はしたくないのですが、大震災、大津波から、一ヶ月以上、若葉が香る季節になりましたが、陽光とは裏腹に世の中がなかなか元気になりません。
その理由は複合的でしょうが、そんなに複雑にしなくても、マインドが明るくなれば、自ずから元気が戻るものです。しかし、現在のようなマイナーなメディアの論調では、いつまで経っても人の心は萎えたままです。
まず・・・原発報道です。東電は沈静化の工程を発表しました。しかしメディアは懐疑的です。
では、事故処理はどうすれば良いのでしょうか?期日を切って、封じ込めると言ってるのですから、その経過を慎重に見守るしかないと思うのですが・・・・
ジャーナリストの鳥越俊太郎さんが・・昨今のメディア取材の本質を一刀両断しています。
日本のメディアは、放射能となると自己規制して、避難指示エリア内に入っての取材をしない。私は今はゴーストタウンと化したこのエリアをテレビカメラで取材し、いくつかの報道番組に声を掛けたが「うちで放送する」と言った局は一つもなかった。ふぬけですね。と。
東電や政府の発表を会見場で聞いて、おかしいとか、間違ってるとか、質問するだけ。そんな死んだ記事しか書かないのですから、ただ、ただ批判することで、自らを正当化する。そんないい加減な取材しかしていない記事を読まされてるのですから、国民のマインドが晴れないのは当たり前です。
この国の現在の最大の不幸は、情報を扱うメディアに、生きた記事や報道ができないことです。自ら安全な場所に身を置き、批判の為の批判で、お茶を濁す姿勢を改めて欲しいと思います。
福島原発の正面玄関に立って、報道して欲しいものです。
原発は年内には収まる。被災地の復興は始まった。メディア報道に惑わされず、批判は棚上げにして、自分がやれること、やらねばならぬこと、一生懸命やろうじゃないか。そうすれば、心が晴れて、国全体が明るくなります。 Goto

コメント