平たい話

教員採用の条件を考えましょう・・・
賛成か?反対か?を問われると・・「うーん」と唸ってしまうのですが。これは、良く考えて見る必要があります。大阪の橋下知事率いる「府議団・大阪維新の会」が教員に君が代の起立斉唱を義務付ける全国初の条例案を提出した問題です。
なぜ良く考える必要があるかと申しますと・・・平たい話、スポーツの国際試合で国歌を斉唱するのに日本人なら誰も違和感がありませんし、日本人選手の活躍に日の丸を振って応援するのも至極当然だと思います。
でも、教師が、日の丸と国旗を認めないと・・・子供は教師に影響されますので・・・教師の独特な国家観が子供に植え付けられてしまいます。そうなりますと、国を歪んだモノとして見る子供もでてきます。平たい話ではなくなります。
・・今年の3月・・・東京高裁は「不規律の教員を懲戒処分」した都教委に対し、「懲戒権の乱用」として、処分取り消しの判決を下しました。知事の狙いである「公務員の規律の厳格化」で懲戒免職を含む厳罰主義で臨むとなると・・・・それも平たい話ではなくなります。
教育は国家の基本ですが、その教育の現場で、国家観を論じなければならないのは、この国が国家として未成熟なのか?異常なのか?を問うことになります。となると、これまた平たい話ではありません。
この問題は国家の基本に関するテーマです。公明・自民・民主・共産の府議会派は知事の投げかけたこの問題に、強権政治だ。二元代表制が壊れると・・・政治手法に問題をすり替え・・・正面からの議論を避けています。これが既成政党の現状なのでしょうが・・・平たい話・・情けない。
私の意見です。私が何を言っても大したことはないのですが・・・平たい話・・・国歌や国旗を否定する教師には、地球儀が解らないのです。海外から日本を見る素養が無いのに起因していると思います。
私の経験では1年以上・・海外生活(どこの国でも)のある人は、他国と比較してこの国が如何に素晴らしいかを肌で感じ、国を意識します。その意識を持ちますと、国歌も国旗も我がものと理解で、違和感が無くなります。だとすると、教師になるには国際感覚を身に付けていることを条件にすればよいと思います。
そうです。平たい話が・・・・教師採用の条件として、一年以上の留学経験を求めてはどうかと思います。地球が益々小さくなる時代・・・海外も知らないモノが・・・教師になる資格などない。子供を教える価値などないと思うのですが・・・・如何でしょうか。
えっ・・・国歌も国旗も否定している現在の教員をどうするかって・・・・そりゃ、簡単です。
2年間の海外研修を義務付けるんですよ。強制的にそれも自費で。・・・・えっ・・・それは平たい話じゃないですって・・・・・
懲戒解雇より・・・・建設的でいいんじゃないですか 。              Goto            

コメント

  1. Goto より:

    誤解を恐れず申し上げますと、
    過疎地では、生徒一人に先生が二人、なんてところもあると聞きます。
    そんな地区はさぞかし、知育が進んでいるのではと思いますが、どうも、そうはなってないようです。一体、何人の生徒に先生が、何人必要なのでしょうか?私にはさっぱり理解できません。30人学級なんて、先生が働かなくても良い条件をつけているだけじゃないのでしょうか?
    Goto

  2. 岐阜人 より:

    私は、後藤社長の意見に全面的に賛成です。自費で海外研修させるのには、大賛成です。
    タダ、彼らの研修中の欠員補充の予算も、彼らに負担させるのは、彼らも家族を養っているので、地方自治体が負担しなければなりません。
    金あるかな?
    海外研修は、生活費の安く、安全な国へ、家族連れで行かせるのがいいのでは。子供や母親の国際感覚も磨かれます。

  3. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    根深い問題が孕んでいると、私なりに理解しました。Goto

  4. 大阪人 より:

     大阪における教員と国旗、国家の不起立問題はあなたの学生時代にあったような主義主張によるものとはまるで違ったところに問題があるのです。大阪には岐阜とは比べものにならない数の在日と呼ばれる人たちがいます。かれらは幼い頃から反日感情を叩き込まれ、被差別民意識を育てられています。そんな彼らの中には大学を卒業して教員を目指す者もいます。
     そして。大阪は法律により、毎年一定割合の教員を在日枠として採用しなければならないのです。そして日本を敵視している教員が大勢いる」学校が大阪にはたくさんできてしまいました。
     そんな歴史的な背景で、日本の学校でありながら生徒に反日教育をする教員がいることに、大阪府知事はあんなに怒っているのです。
     後藤社長の高邁な理想は大変すばらしいアイデアです。が、大阪は別の次元で苦労していることをご理解ください。