日本人の忘れもの

広告の真髄に触れ・・・未来を語る・・・
今週から、JLAA(日本地域広告会社協会・全国56社加盟)恒例、秋のブロック会議が、九州を皮切りに、全国6会場で開催されます。広告業界の地域事情とノウハウの意見交換をします。
今年で、6回目を数えますが、会員の一生懸命な姿に接し、広告業の真髄に触れることができますので、とても、勉強になり楽しみです。
ブロック会議に先立ち、先週の金曜日、理事会が催されました。北海道から福岡まで、14人の理事・役員が参加。四月総会以降の活動を確認。ブロック会議の内容、下半期の事業展開、来年4月開催の第10回総会への対応。各理事の現状報告などが話し合われ、有意義な時間を共有しました。
JLAAは、発足から9年。全国37都道府県に組織され、地域での広告展開や広告情報を入手するなら、JLAA。広告業界では・・最も活発な活動を展開する地域の広告代理店、広告会社の集団だとの高い評価を頂くようになりました。
理事会で・・広告の真髄に触れる報告を伺いました。
おきざりにしてしまった
ものがある。
いま、日本が大切なものに
気づきはじめた。
「こころここに」
京都が育んだ文化という
「ものさし」が
時代に左右されない豊かさを示す。
「日本人の忘れもの」と題した、51週(日曜日)京都新聞(写真参照)に掲載される大型企画です。大震災で企画されたのではありません。バブル崩壊以降・・・失われた10年。閉塞感に苛まれた10年。そして、リーマンショック。日本人の心が荒んで・・・・これで良いのか?・・・との疑問からスタート・・・
戦後、日本人は物の豊かさを引き換えに大切な物を忘れて来たのではないだろうか・・・
日本人が忘れつつある価値観が今も生き続ける千年の都・京都から温故知新の知恵を発信する。
京都のJLAAの仲間・・・日商社さんの継続中の作品です。
新聞広告の極めつけだと、感嘆して、読ませて頂きました(京都新聞・日本人の忘れもの。検索)
広告の業界も、激変の時代を迎えています。
しかし、構造的な問題ならば、修正すれば良いのですが、広告そのものの存在意義を問うとなると、
忘れてはならないものまで、忘れ去っては、解決の糸口は見えないと思います。
ブロック会議での議論に、広告業界の未来が見えるような気がして、ワクワクしています。 Goto
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9/4京都新聞

コメント

  1. Goto より:

    他社のことには、興味がないのですが、広告代理店が、マーケッティングやブランド化の経験を生かして、コンサルティング業務を本格的に始めるって、記事を読み。
    分不相応なことに手を出す勇気に驚くのと、ダボはぜのように、何にでも食いつくのは、良くない。もう少し、本業で頑張って、中小代理店の範となって欲しいと願うのですが。
    Goto

  2. リミスキー より:

    先日NHKで特集されていましたが、某大手D社が係わる?「一乗谷」の観光キャンペーンにも、何か共通したコンセプトを感じます。「何もない」所に何かがある、みたなコンセプトでした。
     ただそれだけなら日商社さんと類似したものなのですが、流石世界のD社です。そこからの発展が違っていて、仕掛けたプロデューサーが、某Sバンク(お父さん(白い犬)シリーズ)のCM監督なので、某社のCMに連動して一乗谷が出てくると言った、大掛かりなものとなっています。いつの間にかあのワンちゃんの出生地が一乗谷になってしまいました。あはは。
     いずれにせよ、バブリーなCMです。ウラマヤシイ???