杜の都

広告会社の強い意志が被災地の復興に寄与する。
JLAA (日本地域広告会社協会)のブロック会議。北海道・東北会議が、杜の都仙台で開催されました。4/21、JLAAの定期総会の後、訪ねて依頼、半年ぶりの仙台です。
頭の隅に、あの震災が離れず、被災地の普及状況は如何なものかと、私なりに心配していました。仙台空港から、JRで仙台へ。(4/21は空港も、空港線も不通)TVで何度も見る海と陸を隔てる松林。津波に飲まれ跡形もない自動車が放置されたままのJR沿線に続く荒れたままの田園。
あの爪跡が車窓を走る。見入る乗客からも、思わす「酷い」と、ため息が・・・・・
会議の参加者は、北海道・東北のメンバーの他、福岡から、岡山から、大阪から。名古屋からも、 人口減に歯止めがかからぬ福島。商工業者が激減する秋田と山形、観光客が戻らぬ北海道。重い地域事情を押して踏ん張っている状況が報告されましたが。。。
セントレア仙台便はビジネスマンで超満員。仙台駅、この人出はなんなのか?まるで、新宿駅の雑踏よりも・・・・。そして、会議後繰り出した、国分町の賑わいはなんなのか?街に若者が溢れているではないか?金曜日のせいもあるかもしれないが、まるで、新宿歌舞伎町。杜の都の活況には驚きました。これを、復興バブルっていうのでしょうか?
同じ東北の被災地でも、これだけの格差が生じているのかと、絶句。
人はしたたかです。拭い去る事のできない傷や恐怖を受けても、震災から200日。
経済の中心地、人の集まるエリア、知恵とエネルギーを発揮する人の周りや、若者達から・・・逞しく立ち上がるものなのだと、実感しました。
東北のJLAAの仲間は、東北復興のために、広告会社のやれる事はなんなのかを追求しながら、負けてたまるか!の強い意志で頑張っています。その姿に・・・・元気を貰いました。 Goto

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