媒体社の矜恃を貫きたいものです。
我が社の生活情報誌、愛知、岐阜、三重、滋賀、福井の五県で、27誌、160万部を発行。
限定エリアの各家庭に配布しています。11月号が出揃いましたので、表紙を並べて見ました。(写真参照)
紙面づくりには一軒一軒、家庭に配布しますので、不快な印象を与えない。公序良俗に反しない。最善の注意を払って丁寧に作っている積りです。
先日、東京で夕刊紙の発行元(媒体社)が家宅捜索を受けました。
理由は、風営法違反で営業していた店舗型風俗店の広告を掲載、違法営業をほう助した疑いです。
取り扱い代理店は、違法店であると容疑を認めているそうですが、発行元は個別スポンサーの内容までチェックしていないと否認すると思われます。広告によって、読者に被害が及ばない限り、発行元の責任を追求するのは難しいでしょう。
しかし、媒体社には媒体社の倫理があるはずです。掲載基準があるはずです。(自主規制といっても良いでしょう)それが、その媒体の矜恃でもあります。それと、照らし合わせ、経緯はどうであれ、違法店を掲載した責任から媒体社が逃れる事はできないと思います。
万が一。名だたる夕刊紙に掲載基準がないとしたら。存在していても有名無実と化して・・・お蔵入りのままだとするならば、まっとうな媒体社とは言えないのではないでしょうか?
我が社の生活情報誌は、広告を主体としたフリーのマガジンです。フリーだからこそ。広告だからこそ、読者の側に立った厳格な掲載基準が必要だと思っています。
それに、欲しい人だけが手にする設置形式ではありません。一軒一軒丁寧に家庭に配布するメディアです。ですから、日本一厳格な掲載基準は日本で一番厳格ではないかと自負しています。
・・・・・そのせいで、営業部と審査担当との議論が絶えませんが(笑)
でも、生活情報誌を発行する目的が「地域社会への貢献」である以上は、読者に不利益が生じる広告を掲載することはできません。それが我が社の矜恃です。
おがげさまで「家族で楽しみに待ってます」。そんな声が日に日に多くなっています。
ありがたいことです。 Goto
当社発行 地域みっちゃく生活情報誌 11月号 27誌
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