発信力

新聞作りにチャレンジを。
日本人は自分の意見を言わない。顔が見えない。などと、国際会議などとでよく言われます。
自己主張をしないことが悪いことだとは思いませんが、発信する力がないとすればそれは問題です。
朝日新聞が、新学習指導要項に合わせ、小学校の授業に適応できる特集紙面「新聞でまなぶ」の掲載が毎月第一火曜日に始まりました。NIE(教育に新聞を)の新聞社からの発信です。活用が期待されるところです。
この企画は、子どもが記者として、取材、執筆して特集紙面を作ることです。新聞記事は作文と違い「大切なことから、書く」必要があります。紙面作りではトップ記事や二番手の記事、囲み記事など見せ方を考えねばなりません。「思考を整理する」ことができます。
新聞作りは訴えたいことを表現する良い訓練になります。つまりは、発信力が身に付くことになります。東京荒川区の中学教諭は、新聞が作れる子は、解答する際、答えとその理由をうまく説明できる。と、作れない子との違いを語っています。
新聞を学習指導に使うだけでなく、学校や学級新聞など新聞作りを活発にすれば、携わった子どもたちには確実に、発信力が身に付き、学校教育での欠点を補うことができます。
我が社は広告会社です。企画提案することが重要な仕事です。それを簡潔にプレゼンテーションする能力、すなわち、発信力を身に付けていないと、仕事が前に進みません。
広告の仕事だけではありません。言いたいことの要約をわかりやすく伝える新聞作りのノウハウを身に付けることは、国際社会のみならず、人間社会で生き抜く重要な力です。 Goto

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