広告変遷

新聞広告は如何にあるべきか?
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12/16 読売新聞
新聞広告を扱わせて頂いて、職を喰むものが、こんなモノ言いをするのは、不謹慎なのですが。
どうしても。
まず。お気づきの読者は少ないかも知れませんが。
火曜日の紙面・全国紙各社とも、記事まがい、記事もどきの、通販紙面のオンパレードです。
なぜ、火曜日なのか?簡単です。火曜が新聞広告効果の最も少ない曜日だと、広告局も、代理店も思い込んていて、料金が安いからです。だれが、そんな、固定観念を植え付けたのでしょうか?金曜日は・その逆・・・何ですって。
別段、間違いだらけの、新聞広告の使い方を論じる積りはありませんが。写真は、先週の金曜日。読売新聞の朝刊・広告スペースをジャックしようとした、キャノンの広告です。一面に始まり、スポーツ面へと大胆な紙面構成です。
なにを期待して、この大胆な、広告を、金曜日に掲載したのでしょうか?簡単です。年末商戦に、カメラをと、キャンペーン打ったのです。ボーナスで・・・最後のチャンスと狙って。でも、背景は、読売と何かあったのではと、勘ぐります。何かとは・・・・申し上げにくいのですが、大手代理店の仲裁が必要な何かです。
やれやれ。それに、最近の新聞広告の特徴です。ヨーロッパの高級ブランド社のイメージ広告が、やたらと多い。ビトンにシャネルに、ブルガリにと、新聞を読む層と、セレブ女性とが合致していると、思っているのでしょうか?
私はミスマッチだと思うのですが、ヨーロッパの新聞では、ブランド品の主たる広告手段は、名だたる新聞だそうで、大手の代理店が、それを、巧みに、いや、日本の新聞広告事情を組みして活用しているのでしょう。
新聞社の側も、少々、値引きしてでも、曜日に関係なく空きスペースが埋まり、綺麗な紙面が作れるので、好都合です。しかし、いずれも媒体社と代理店の都合のような気がしてなりません。
新聞広告の効果が・・・・問われている、今こそ、如何にあるべきか?
変遷に目を逸らせず、真剣に考える必要があると思うのですが。Goto

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