臍下丹田

ビジネスは、腹を据え、腰を決めて。
いやはや、面白い講演会でした。会場を埋め尽くす、500名ほどの男性。それも、地域の名士や海千山千の中小企業の経営者ばかり。彼らが一瞬で、打ち解け、和んでしまったのですから。
立ち上がって下さい。手を組んで腕を上げて、左右にゆっくり曲げて。手を後ろで組んで、前に屈んで。肩甲骨をぐるぐると回して下さい。お隣の人と、ハイタッチ。なんでもいいです。興味にある単語を三つ話して。共通の言葉が見つかったら、その事を話題に会話して。
えっー。なんでこんなことを。戸惑う聴衆を無視。軽くでいいですよ。ぴょんぴょん跳ねてください。肩甲骨を回してください。そうです。そうです。血液が流れるようになります。頭が、回転して、会話が弾みますね。納得したら、拍手して下さい。
次々と、繰り出す指示。大の大人が、引きずり込まれる。ハイ。結構です。お座りください。僅か10分ほど。会場の空気が変わった。ビジネスの鉄則。コミュニケーション。その能力を高めるコツの伝授です。
明治維新後、日本が世界の列国と互角に渡り合えたのは、臍下丹田に力を入れ、事にあたったからだと、先生は言う。臍下丹田とは、おへそから指三本分ほど下にある腹の中心。そこに力を入れると、腹が据わる。腹が据われば、交渉ごとに自信を持って望むことができる。ビジネスも前進するハズ。
昔から、仕事に一生懸命取り組みことを腰を入れる。反対に、嫌々なら、腰が引けてるという。
腰を入れるには、呼吸が重要。ゆっくり息を吐く。ゆっくり吐くと、心が落ち着いてくる。心が落ち着くと腰を入れて仕事ができると、何気ない呼吸に活路を見出す。これも、ビジネスマンにとっては不可欠。大いに、勉強に。
その日の、夜。報道番組「情報7Days」を見てたら、500人のおっさんを一瞬に和ませた、講師の先生が、コメンテーター。センター試験で重要なのは、呼吸法。ゆっくり息を吐くと、落ち着いて試験に臨めますと。
多分ですが、先生。その後にもう一言。臍下丹田に力を入れて、と、コメントしたかったに違いない。因みに、その先生は、明治大学の斎藤孝教授。講演会、コンサート、イベントなどをお世話する我が社の「講演会INFO」のアテンドです。Goto

コメント

  1. Goto より:

    講演で、斎藤教授。パターの緊張を解くにはゆっくり息を吐いてから打ちなさいと。パターイップスとしては、試してみたいです。
    Goto

  2. レモンハート より:

    こんにちは。
    >丹田に力を入れる。
    起用な手・腕を使わず
    丹田で切り替えし
    足腰を回す。
    ゴルフのスイングも
    ビジネスも一緒ですね。
    手先の起用なビジネスより
    丹田と足腰を決めたビジネス。
    ビジネスもゴルフも
    最後は、丹田と足腰に軍配がありますね。
    ・・・・・
    現場(コース、営業現場)では、
    ときに、うまく立ち回ることも必要ですが^^

  3. より:

    ご指導頂きありがとうございます。
    あらゆるシーンにおいて腰を据える事は重要ですね。