講話

公務員の中立性や公平性ってなんなのか?教えて欲しいものです。
結構乱暴かもしれない。が、どうも納得ができないので。
防衛局長が、職員とその家族に、市長選の投票を呼び掛けた。いわゆる「講話」問題。
沖縄がナーバスな問題なのは分かるが。メディアの取り上げ方が、余りにも異常だと思うのは私だけでしょうか?そもそも、講話とは特定の題目について、多くの人に分かりやすく講義すること。なのですから。
防衛省が、米軍普天間飛行場(宜野湾市)を名護市辺野古へ移設する政府方針について、宜野湾に住む職員とその親族に説明するのを目的に集会を開き、選挙情勢などを分析して投票に行くよう要請したのが、なぜ、国会の審議を止め。局長の更迭。防衛大臣の首のすげ替えって話になるのか?
私にはさっぱり理解できない。公務員の中立性・公正性に疑いがあるとの理由だそうだが。
では問う。大阪の橋下市長が、職員組合の市長選挙への介入を厳しく糾弾している。投票行為を呼びかけたのではない。
特定の候補者への投票を依頼する。公務員法で違法行為と規定されている政治活動をモロに行っているにも拘らず。メディアは、記事にもしなければ、違法の追求もしない。沖縄基地問題は重要で。大阪の職員組合の違法行為は軽易だというのでしょうか?納得がいかない。
勿論、国会は大局を論じる機関ではなく。政局をこね回す場所になっているのは分かるが。
代表質問での揚げ足取り。衆議予算委員会での中学生のイジメよりも劣る誹謗中傷の類。政治不信が募るのですが。
しかし、読売の編集手帳でも、朝日の天声人語でも、毎日の余禄でも。そして、日経の春秋までもが、2/2朝刊でこぞって「講話」問題を取り上げる。メディアのお粗末極まれりです。
私が納得できないのは。新聞は本音を論じるベキではないのか。この問題、防衛省としては、国防の観点から何とかしたいと思っての行為。それは誰もが分かっていること。特に新聞は。にも拘らず。沖縄の悲劇をかざし、建前論で防衛省の体質まで批判する。そして政局を煽る。メディアの政局好きが国を危うくする。だから納得できないのだ。
沖縄基地問題についての防衛省の「講話」と、公務員の中立性や公平性に関する「講話」を新聞社の論説委員の方から聞いて見たいものです。Goto

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