鵜呑み

メディア報道は、所詮、ご都合主義ですから。
メディア情報は鵜呑みすべきではない。それが、新聞を読む際の私のスタンスです。
先週末の二つの事件について。鵜呑みすべきでない点を述べます。
まず、朝日と読売が一面ブチ抜きで報じた「北朝鮮ミサイル失敗」についてです。
日曜、朝のテレビ報道番組もそうでしたが。危機管理がなってない。お粗末速報で沖縄に混乱が。と政府発表が、テレビ報道よりも遅れたとの批判に溢れています。
朝日は政府迷走、空白の40分。読売は危機管理やり直せ。と、まーぁ。何ともヒステリック。
異例の発射台まで外国人メディアに開放。どう見ても、新体制維持のための国威発揚のためとしか考えられないのだが。
そもそも、人工衛星だといってるがあの国は信用できない。あれは、大陸弾道弾ミサイルだと決めつけ、今にも沖縄に、兵器を搭載したミサイルが飛来する。PAC3で防御体制を取れと、戦争状態を演出。散々煽っているのはメディア。
政府が、二重チェックで、慎重に対象したこと。わが国に影響はないと、発表したのは、懸命だったと思う。では、韓国の国防省の発表を鵜呑みにして、即座に発表すれば納得なのか?それはそれで、軽率の誹り。そんな為にする記事を鵜呑みにすれば、国防に対する過剰反応を起こすだけ。そんな雰囲気ですね。
しかし、外交は力では解決しないモノです。
それから。もう一点。大飯原発再稼働の方針を政府が決めたことに対する「安全の確保が不十分」「始めに稼働ありきは問題だ」「福島の検証も総括しなく、再稼働はありえない」「電力不足について、政府や電力会社は突き詰めたデータを示していない」だから、再稼働は時期尚早との論調も鵜呑みにしてはいけません。
原発の再稼働についての是非は、色々な意見があろうかと思う。しかし、新聞各紙がこぞって、時期尚早に歩調を合わせるのには疑問です。政府が進めてきた「原子力体制」に信頼を失ったのは確かだが。だからといって、大飯原発再稼働に反対の報道を強めるのはどうかと思う。
資源のない日本。エネルギー不足で早晩行き詰まります。その時に、慌てて稼働しても。一度廃炉を決めたら、再稼働にはコストも時間も掛かる。原発は怖い。だからこのまま葬り去るべきと、メディア報道を鵜呑みして本気で廃炉すれば。電気自動車(EV)は見直さねばならないし、当たり前の文明すら享受できなく。そのことに思いを馳せず、報道を鵜呑みにすれば・・・・。
所詮、メディアはその場、その場のご都合主義で記事を書くものです。そのことを知って記事を読めば記事に価値があるのです。決して鵜呑みをするモノではありません。Goto

コメント

  1. Goto より:

    私にも経験があるのですが。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの類いで、人のやることに一つ反対すると、思考回路が全て反対になるようですね。物事の本質は、ものの見方でずいぶん変わるものですが。家庭向け電気料金値上げが俎上に上りますと、脱原発派の数が一気に減ると思うのですが、如何が思いますか?Goto

  2. レモンハート より:

    こんにちは。
    脱原発を唱える人々のほとんどが、「3%成長でないと増税は認めない」と騒いでいる。その人たちは、日本が燃料費だけでGDPの1%を失ったのを知っているのか知りたいです。メディアは小さな記事にとどめるだけ。もし中東の石油が滞ったら..。そんなストーリーを描くと資源のない日本。それこそ、原発もなけりゃ、追い込まれた日本は第2の太平洋戦争でもして略奪行為でもしかねないと思っちゃいます。このストーリーはいきすぎかもしれませんが….