新聞に学べ。新聞を師とせよ。
皆さんはどのように感じておられるのか?お聞きしたいのですが。四月に刷新された新聞各紙。政治・経済の丁寧な解説や環境・教育・医療・健康など読者にもっとも感心の深いテーマを複眼的な視点で捉えるなど、一段と読み応えのある記事が掲載されるようになりました。
ネットに押され、新聞情報の浸透度が極端に落ちたと言われますが。NIE(教育に新聞を)活動で教育現場に新聞が活用されるようになり、子ども欄が充実されなど、改めて新聞の価値と役割に注目が集まっています。
我が社の今期の方針。取り分け、行動指針に「新聞に学べ。新聞を師とせよ」という項目があります。新聞もロクに読まない奴が、広告の仕事などおこがましい。ニュースはネットで知れば良い。そんな安易な考えは、薄っぺらない人間を作るだけ。
新聞はニュースだけではありません。社会の縮図です。日々丹念に新聞をめくれば社会の動きが見えてきます。それも、紙面が刷新され、より中身が濃くなっています。新聞を読めば社会がわかる。ですから、社会生活を営む上で、新聞はもっとも、身近な教師です。
広告は社会の写し絵です。新聞に掲載される広告面をよく読めば、広告の仕事も見えてくるというものです。「新聞に学べ。新聞を師とせよ」と行動指針を示しています。
新聞の価値は読んでこそです。
私は、今ほど、新聞の使命、役割、価値が問われている時はないと思っています。
各新聞社には販売店とは別に、新聞購読の拡張を専門とする部署(別法人の場合が多い)があります。一時、乱暴な拡張方法で、社会の批判を浴びたことがありますが、この部隊を再編成して、拡張に勢力を注ぐべきです。新聞社は、今こそ、読者を増やすことに、多大のエネルギーを使うべきです。
許されるならば、師と仰ぐ新聞発展のため、我が社でも新聞拡張の事業を新たに立ちあげて見たいものです。Goto
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