熱中症対策

高齢者の甘えの構造、許容範囲はどこまでなんでしょうか?
さてさて。今日から7月。南から梅雨明けの便りも届き、いよいよ夏本番だが。気象庁の長期予報では「ラニーニャ現象終息の見通しで、この夏は平常状態」豪暑(猛暑よりも酷い暑さをこう呼ぶんですって・知らなかったなぁ)にはならないと発表。
とは申せ。冷夏って分けではあるまい。節電の夏でもあり。夏対策は自衛でってことになろう。取り分け。熱中症。日本救急医学会によれば、体が暑さに慣れない梅雨明け直後の気温の急上昇で熱中症患者が急増するそうだ。
熱中症患者の4割が60歳以上。高齢になるにつれ、重症患者の割合も増えるそうで。同会は、高齢者には、この梅雨明けの時期。こまめに水分や塩分を補給するようにと呼びかけている。
夏場の水分補給で思い出すことがある。我々が学生の頃。スポーツで汗をかいても水分を補給するな。水分を補給すると体が弱わるといわれ。野球部員などは水泳もダメと、水には触れさせても貰えなかった。でも、運動部の連中は誰も、熱中症なんかになかったモノだ。
そんな、青春時代を過ごしたハズの高齢者が、水分不足で、昨今は熱中症でバタバタ倒れる。
「病気を抱え、元々体力が衰えた高齢者」ならば、猛暑に耐えられなくなって、熱中症になるならわからないでもないが・・・・。
外出時には帽子や日傘を。だとか。通気性の良い衣料を身につけなさいだとか。扇風機やエアコンで温度調整を忘れるなとか。そんな熱中症予防をしなさいなんて忠告されねばならない高齢者って一体どんな人生を過ごして来たのだ。子供じゃあるまいし。情けないったらありゃしない。
乱暴なモノ言いで申し訳ないが。私も前期高齢者寸前。熱中症は悪モノだとは思うが。人間、精神が弛緩すると、雨に打たれても。風に吹かれても。陽に当たっても。体調を崩すもの。
昨年、全国94救急車施設に熱中症で救急搬送された患者は1780人。で、60歳以上が4割強。この現象って。社会保障の救急搬送体制を逆手にとった。高齢者の甘えの構造だと思えて、仕方がない。
高齢者は、もう、長いこと四季を過ごしているのだから。冬場に、夏場の気候の変化に耐えるべく身体を鍛えるくらいの努力をすべきだ。それが人生を積んできた意義というものだ。いよいよ、夏本番。責めて不注意で熱中症にはならぬよう気を付けねばと思うのだが。言い過ぎですかねぇ。Goto

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