よっ!日本一

新聞広告って、いいですね。思いがいっぱい詰まってます。
もう、四半世紀前になるでしょうか。静岡県にある「富嶽カントリー」倶楽部でゴルフをしたことがあります。バブリーなゴルフ場。バブル期にできたから、バブリーではありません。18ホール。どこに、立っても、富士山を眺めることができるんです。
安藤広重の「富嶽三十六景」をイメージしたのでしょう。日本一のお山を、眺めてのゴルフ。スコアのほどは忘れましたが。5時間ほどのラウンド。雲が掛かった富士。晴れた富士と変化が楽しめ。これ以上の絶景。贅沢はありませんでした。
で、プレーを終えて。浴場に。「おおおおっ」と目を見張る。
18歳まで暮らした住まいは、戦後最初の岐阜県営の24世帯集合住宅。勿論、風呂など無く。
近所の銭湯へ。・・・勿論、銭湯の壁画は、駿河湾に浮かぶヨットと富士山。
富嶽カントリーの浴場も。一面の大ガラスに映し出されるのは「富士山」。田舎の銭湯の壁画と同じ。それは、それは見事な・・・本物の富士山が。思わず「よぅ!日本一」と叫び。見とれてしまいました。
写真は7/2付。毎日新聞朝刊。被災でボイラーが破損。再興が危ぶまれたが、ボランティアの協力で、営業を再開した石巻市の銭湯「つるの湯」の壁画です。「富士山とお風呂。日本のしあわせだなぁ」に。新聞広告っていいですねぇ。思いがいっぱい詰まってます。Goto

7/2毎日新聞

コメント

  1. Goto より:

    富嶽三十六景は葛飾北斎。
    安藤広重は東海道五十三次でした。
    間違いです。
    毎日、富士のお山を眺めるのも嫌です。ですか。
    私は毎朝、金華山に手を合わせていますが。Goto

  2. ナガラ より:

    腹見せて 子犬が遊ぶ 猫じゃらし
    もし自分の部屋から、こんな景色が毎日見えたら…。
    たぶん、嫌でしょうね。
    完全無欠な富士よりも、葛飾北斎の富嶽百景のような、借景としての臍曲がりの富士が好きなのです。
    日本人特有の、『照れ』なんでしょうか?