アドマン

サラダの中に未来はあるか?
実に、迫力ある広告です。一瞬、生花か?ジャングル?かと。でも、サラダとコピーがありますので。カゴメとか。キューピーとか。味の素とか食品メーカーの広告かとも思いましたが。どうも違うようです。
で、もう一度。写真を良く見てみました。
読めないほど、小さな文字で、「おかげさまで、ロック・フィールドは創業40周年を迎えました」と、あります。更に、「サラダの中に未来がある」とも。
この溢れんばかりの野菜の紙面は、企業周年記念の広告だと分かりました。しかし、R・F分の1が何を意味するか?皆目わかりません。この会社が、どんな事業を営んでいるのか?広告の訴求対象は誰なのか?なぜ、日経新聞なのか?じっくり見ても、分かりません。
そもそも、広告は、スポンサーの住所や連絡先は明記するもの。と、教わった古典的アドマンとしては、大胆だが不思議な広告だと、首を傾げねばなりません。
で、考えるのです。で、調べて見るのです。広告に隠された意図を。メディアミックスの時代です。HPを開けば、会社の概要がわかります。分かれば、その意図見えてきます。それでも、わからなければ、直接聞いてみる。聞いてもわからなければ、尋ねてみる。それが、例え、遠隔地でも。それが、広告の狙いでもあるのです。
アドマンとは、好奇心の塊でなければなりません。人よりも、一歩も二歩も、足を運び。体を動かし。分からないことは知ろうとせねばなりません。例え、サラダのなかに未来が無くとも。私は、アドマンを目指す人に、いつも同じことを申し上げます。広告を読みなさい。穴の空くほど読みなさい。それも、日経の企業広告を。
それが、できれば。社会が見えてきます。それを読んで好奇心が湧けば、アドマンとして未来が拓けてきます。Goto
追伸
7/6は、サラダ記念日。この会社は、関西にある総菜屋さん。野菜と共に40年。仕事に誇りを持ち、食材に感謝。心を込めて惣菜を作り続けていると。上場企業のIR広告でした。
二伸
「サラダ記念日」とは、1987年発表された俵万智さんの「第一歌集」「サラダ記念日」に掲載された「この味がいいねと、君が言ったから、七月六日はサラダ記念日」から。

6/26日本経済新聞

7/6読売新聞

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