就職戦線

新卒の採用開始時期を4年生の4月以降にすべきだと思うのですが。
来卒就職内定者。学生生活最後の夏。燃えたぎる太陽に向って思いっ切り青春を満喫して欲しい。また、流れる汗を物ともせずに就活を続ける諸君には、ここが踏ん張りどころ。もうひと頑張りです。
我が社の体験がどの企業にも当てはまるとは思わないが。就活に励む学生に、アドバイスをしたい。「チャレンジしたが、内定が出なかった企業。応募は終了したが、どうしても就職したい企業。或いは今年はダメだったが来年こそはチャレンジしたいと考えている企業」があるならば、参考に。
一度断られた。拒否された企業でなど、行けるか。と思うなら。それだけのことだが。
実は、世の中、理不尽にできていて。内定は、同じ学生に偏るもの。内定を得られる学生は何社も。選ぶ側からすれば、試験や面接で「その学生」の善し悪しが分かるものではない。どの企業もある一定のモノサシで判断してしまう。だから、理不尽が起る。
また、開始時期が3年生の12月だから。4・5月には内定をだす。しかし、公務員などの内定は、秋にでる。そうなると二股、三股の学生から、どの企業も内定辞退者が続出する。
そうなると、企業は二次募集を計画せねばならない。大概が、年内に実施することになる。
そうです。その間隙がチャンスです。人事部や担当者に押し掛け。「私は、先般、御社の募集に応募しましたが。計らずも、内定が頂けませんでした。しかし、私は御社で働きたい思いが強く。もし二次募集を実施されるなら。再チャレンジは可能か」と問うのです。
その熱意、心意気に、答えは「必ずイエス」です。そうなれば、チャンスです。
(内定率100%です。人は本気を見せれば、何とかなるものです。)
先頃発表された朝日新聞の「ひらく、日本の大学」調査で。大学生の就職活動開始時期を全国の大学の大半が4年生の4月からに採用選考を遅らせることを望み。7から9月に遅らすべきも全体の37,6%だったと。だとすれば、文科省の指導で、経済界が決断して、遅らせれば良い。
そうすれば、期間が短縮されますので、内定者の偏りも少なくなり、この理不尽さも解消できるというものです。統計的には就職戦線の需給バランスは正常。にも関わらず。就職難。その矛盾が、採用選考が早すぎることにあると思うのは、私だけだろうか?Goto

コメント

  1. Goto より:

    4年の春解禁で、どこにも、誰にも、困惑はない。不利益もない。だとすれば、そうすれば良い。では、誰が、どこで、いつ決めるのか。物事を決められない国です。情けない話。
    残念ですが、メディアが報じる以外に方法はありません。Goto

  2. トッティ より:

    私も早いと思います。
    日本の大学生一人当たりに対しての企業の求人数は1.0より上回ってると聞いたことがあります。
    正直なところ3年生最後の春休みは一番長い休みだから、サークル活動や海外旅行に行きたいです。