議事録

日本新聞協会は、政府にも申し入れるべきではないか?
原発事故の際。官邸のやり取りが、記録されていないと、問題になりましたが。私の感覚では、市民運動家出身の菅前首相には、議事録を残す習慣とか、必要性が理解できていなかったのでは、と思うのですが・・・(国民がえらんだんですから)。
公開企業の東電はそんなはずはない。事故当時も、その後も役員会のみならず各種会議のやり取りが詳細に記録されて残っているはずです。あにはからんや。事故直後。事故にあたる幹部のやり取りを収めたテレビ会議録画映像が保管されていたとのこと。
日本新聞協会は、東電に対し、録画映像を全面的に公開せよと、申し入れたそうな。
それを受け、東電は報道関係者に一定の制限を設けて録画映像を公開することとなった。枝野経産相は、制限をつけるとは「名ばかりの公開」と指摘。制限を若干緩和、今日公開するそうだ。
ことが、ことだけに。新聞協会の「テレビ会議の録画映像の公開は極めて公共性・公益性が高い。国民の「知る権利」に応えるため、全面公開は必要不可欠だ」とする主張は最もだと思う。
よくよく、考えてみると。東電は7月31日に原子力損害・賠償支援機構から1兆円の出資を受け、政府が議決権の50,11%握り、実質的には国営化された。だとすれば、条件も規制も制限もない。政府が議決権行使で、強制的に没収すれば良い話である。他に、議事録もあるに違いない。
でないと。映像技術は日進月歩。疑ってかかるわけではないが。東電の隠蔽体質が問題になっているおり。不利益を蒙るかもしれない部分をカットして編集したり改竄する可能性がある。(もう、遅いかもしれない)
新聞協会は東電に申し入れるだけではなく。政府に回収して、公開せよと、申し入れるべきではないのか。事故直後の東電でのテレビ会議の記録150時間。この間に水素爆発が起き、原子炉の屋根が吹き飛んだ。その映像と議事録。私も知りたいものだ。Goto

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