五輪考

欧州の上から目線は気に入らないのだが。
五輪も終盤。連日のメダルラッシュに、睡眠不足も苦にならない。取り分け、団体戦の活躍に、日本人の特徴は、やっぱり。組織力。集団の力なのだと、変に納得しています。
テレビ観覧席から、五輪の感想をランダムに何点か述べてみたい。
1・まず、マラソンのコース。まるで、ロンドン市内観光案内みたい。大英帝国の名残を見せつけるような重厚な建物。くねくね曲がった狭い道。選手が足を痛めるのではと心配する石畳。なぜ。こんな、街中、路地裏をコースに選んだのか?
ロンドンの魅力を世界にアピールしたかったのかも知れないが。普通のコース(大通りを走る)では、アフリカ勢には勝てない。だから、あえて、難コースを設定。欧州勢にチャンス与えた。(女子の結果は、アフリカ勢の強さの前に、歯が立たなかったが)セコい発想では?
1・フェンシング。ルールがよく分からないが。クレームを入れる都度に、欧州勢有利に判定が下される。まるで、お家芸は、アジア人には譲らない。そんな、下心が見えて仕方がない。日本柔道の寛容さと、比べれば、その度量の狭さが伺い知れるというものだが。これが、欧州人なのかも。(上から目線が気に入らない)
1・五輪の花は、何と言っても陸上。8万人収容のメインスタジアムが、満杯。
入りの悪い競技もあったようだが。さすがに英国・欧州。陸上競技への関心が高い。その高さと、健康意識が同義ではないかと感じる。
1・ベッカムもポールマッカトニーも開会式の出演料1ポンドだそう。英国民の五輪に賭ける熱い思いの象徴だが、日本から、大挙押し寄せた、報道関係者。取り分け、テレビキャスター達。東京五輪誘致に、国民にオリンピックの効用を伝えて欲しい。勿論、ボランティアで。
それにしても。英国と欧州を同じと見るかどうかは、別として。
五輪とは、開催国。あるいは、そのエリアの、特徴がよく出るものだと関心している。
閉会式の趣向はどんなか?日曜早朝だそうだが。ライブで観て、8年後の東京五輪を夢見たい。
Goto

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