国防予算

中ロ韓が三国同盟を結んで日本領土を侵略してくる。
韓国大統領の一連の対日強行発言に対する対応。ここは思案のしどころです。
大新聞の社説を覗いてみよう。読売、日韓関係の停滞化を懸念する。従軍慰安婦問題は国交正常化の際、すでに完全かつ最終的に解決済み。両国は正確な事実関係を踏まえた冷静な歴史議論をしなければならない。と。
朝日。光復節の演説では、日本について「未来をともに開いて行かねばならない重要な同伴者」と位置づけている。歴史をめぐる溝は互いにいがみ合うことでは埋まらない。共同作業の積み重ねが、時代の要請。毎日。朝日と同じで、外交努力を自ら壊すな。時代変化の中。両国民が友好の往来を築いた結果が今日。努力の積み重ねを決定的に崩壊させるな。と。
日経は、ロシアの前大統領の北方領土訪問。中国の尖閣諸島領有権要求。と、合せて、この問題を分析。超党派で結束し領土を守るときだ。としている。また、毎日の木語欄では、李大統領の思惑として「日韓の軍事情報包括保護協定の締結問題で批判を受けた大統領が、独島訪問というイベントで国民の怒りを抑えようとした」と、軍事上の失政が原因と。
一般紙の社説。大筋は相手側の事情もある。冷静に対処すべき。国内のナショナリズムが不測の事態を招かぬよう留意を、との論調だが。背景の分析が全くできていない。ことを荒立てぬよう。穏便に、そんな姿勢が伺える。変に大人ぶっているのが、おかしい。
そんな平和ボケ論調で良いのか?いたずらに煽る必要もないのだが。民主党政権の外交無策。日米軍事同盟の形骸化。経済の衰退。領土問題で隣国に圧力をかけられる原因は、国内事情にある。簡単ではないが、早急に解決策をうたねばならない。
でないと。近い将来。中ロ韓は対日領土問題で連携して圧力を強めてくるだろう。その時には遅い。ではどうするのか。イデオロギー対立のない時代。国防の問題では、各党が同じ土俵で話し合うべき。そして、私如きが、大言壮語吐くのもおこがましいのだが。
まずは、国防予算の増額であろう。その結果、福祉予算が削減されても致し方ないだろう。自主防衛である。他国にとやかく言われる筋合いはなかろう。次に、北朝鮮との国交正常化であろう。北朝鮮の体制は代わった。新たな体制と協議も可能・・・
と、思うのだが。戦後67年。わが国は平和を維持してきた。私達は戦争は他国の問題、他人事で過ごしてきた。しかし、国際社会はそんなに甘くない。国力が弱くなれば、このように、領土を侵略してくる。この未知の体験にどう、対処するのか。思案のしどころだ。Goto

コメント

  1. Goto より:

    補正予算を組んで、粛々と国防予算を増額する。
    今のところ、それ以外に、取るべき方法はありませんね。Goto

  2. レモンハート より:

    領土問題については話し合いなど基本的には無い。歴史をみても領土は争いばかり。残念ながら黙らせるには武力もしくは圧倒的経済力で均衡を保つしか方法がないのでは。隣国がお金に群がる山師の精神ではどうしようもないと日本人は知るべき。そう思います。
    メディアがいう
    相手が納得し平和的に解決しようというのは、
    お金を与え続けることに聞こえてしまいます。

  3. Goto より:

    「窮」で考えて見たいとおもいます。
    窮鼠猫を噛む。追い詰められれば、背に腹はかえられない。って、ことに。感情はダメです。
    窮して、変じて、通ず。窮してこそ、知恵が出る。私は、知恵を選びます。でも、その前に、頭以外に身体も鍛えねば。最低限の筋トレは必要です。国防予算のことですが。核武装までは極論ですが。Goto

  4. ナガラ より:

    そのご返答は、予想していました。
    平和の中の安全保障の話題は、急に思いついた訳ではなく、以前から考えていたことなのでそれなりの内容がありますが、長くなるのでここでは控えます。
    しかし、批評の批評で終わるからなにも変わらないのではないでしょうか。
    たとえば原発反対する人も同じ。
    『原発は廃止すべきだ、代替は国が解決せよ。』では、あまりにも無責任。
    領土の問題も抑止する力がないと、サンドバック状態でやられっぱなし。
    解決どころか、相手に調子に乗られるのがオチです。
    辛うじて経済関係が抑止になっていますが、日本経済の先行きは当てにならないのは周知の通り。
    外交は武器を持たない戦争、即効性はなくても具体論で進めなければならないと思います。
    それとも、日本は核開発に手を染めるのでしょうか?

  5. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    難しい問題です。歴史は繰り返すと申します。繰り返したくないから、繰り返さない。で、済めば良いのですが。生物が生存するには、力がなければ生き残れません。国家とて、民族とて同じではないでしょうか。私も反戦思想で育った団塊世代です。平和主義者を自認してますが。国際社会を善意に解釈できるとは考え難いです。Goto

  6. ナガラ より:

    この問題が繰り返される度、袋小路に入った難しさをいつも思います。
    外務省を持たない国の悲劇(?)、確かに日露戦争の頃まではまっとうな機関が存在したのですが、現在は儀礼省と云うしかない恥ずかしい存在です。
    しかし、対抗し抑止するには再軍備か核の抑止を考えるしか方法がないのでしょうか。
    戦後67年、日本の平和が保たれたのは事実です。
    あの酷い戦争を二度としたくないと云うのも、誰も否定しないでしょう。
    原爆で二度の被曝をし、今度の震災で原発事故の教訓を新たに得た日本だから、余計にそちらの方向へ向かうことを国民は望まないと思います。
    私は、平和ボケと呼ばれても良いから、この日本の姿勢や領土問題の内容を、もっと積極的に世界中へキャンペーンしたらと思っています。
    多少は儀礼省も外務省に戻って欲しい。
    個人的には、防衛省を発展させ二分し、一方に恒常的な武器を持たない平和援助と災害救助を兼ねた組織を作り、軍事以外の安全保障を担う。
    そんな日本独自の発想の、平和の中の安全保障を世界に提案していったらと思うのですが…。