平和ボケ

次期最高指導者の消息が不明になる国を相手にしているのを忘れてはいけない。
世の中には、何が起こっても醒めてる奴がいる。特に、平和ボケの奴は自分は他人とは違うとの意識が強い。実は何も違わないのだが。他人との違いを、無関心を装ってごまかすから始末が悪い。それも、処世術だが。日本人全体が醒めているとなると問題だ。
日中がきな臭い。尖閣諸島に大量の漁船が押し寄せ、中国が漁業監視船領域に入れれば、海上保安庁の巡視船と一触即発状態。それでも無関心。平和ボケを決め込んで「俺には関係ない」なんて身勝手な国民が多いとなると、情けない。
こんな平和ボケが増えたのは、日本人のせいではなく、戦後一貫して日本を占拠した米国だ。しかし、これだけマスコミ発達。メディアはあらゆる情報を流すことができるのに。メディアの論調は、日米同盟を強固にせよ。国際世論に訴えろでは、余りにも主体性がない。
冷静さを欠いて、中国けしからん。と、悪戯に危機を煽る積りはない。むしろ私は親中派を自認しているのだが。駐日大使を襲ったり、邦人に危害が加えられてるとの報道を目にするのに、打つ手がないのでは困る。
そうそう。姿を現したらしいが。中国の次期最高権力者に内定のリーダーが、権力争いの激化で、暗殺未遂に遭遇。(毎日新聞・木論)二週間以上も公の席に姿を見せなかった。消息が分からなかった。先進国では考えられない。そんな程度の国と、向き合っているのだということを忘れてはいけない。
心あるに日本人はそのことに気付いているのだが。問題は、平和ボケで、太平楽を決め込む身勝手な日本人。自分さえ今が安穏と暮らせれば良いと思って醒めているが、日中の経済が、それこそ冷めれば、日本経済はクラッシュする。その時に騒いでも・・・・
私は近々、好むと好まざるとに拘らず、日中は戦闘状態に陥ると思っている。平和ボケの評論家や文化人。そして、平和ボケの最たるメデイアが、綺麗事を並べ、中国ではなく、国内を押さえ込むような軟弱な論調を繰り返せば、それこそ日本国を危険な渕に追い込むのではと危惧する。Goto
追伸
余り失礼なことを申し上げてもいけませんが。
自民党総裁選、候補者の対中発言が段々、勇ましくなってきました。
性根が座っているのか?大丈夫かなー。なんて、思ってましたら。
町村候補が、勝ち目がないとばかりに病院に逃げ込みました。
この人が元外務大臣だったんですから。平和ボケの極みじゃないでしょうか。

コメント

  1. Goto より:

    戦後一貫して、経済成長に邁進できたのは、東西冷戦のお陰で、米国の傘の下。軍事費にコストをかけなくても良かったからです。いよいよ、そうは、いかなくなりましたね。耐える日本時代です。それには、まず、日本経済の収縮に耐えねばなりません。そのためには、同業者が縮むパイ奪い合うことによって疲弊するのではなく、産業の淘汰、再編ではないでしょうか。Goto

  2. レモンハート より:
  3. レモンハート より:

    こんにちは。
    すべて仰る通りです。
    経済の話をします。
    経済のグローバル化。中国への企業進出は時期尚早だったのかもしれません。反日教育、著作権、新幹線事故処理、食品の安全、環境破壊、漢民族は神をもこえた存在であるとの考え方、人権、アジア海域での領土侵略等の倫理の欠陥。中国には企業進出するためには必須の条件が欠落しています。グローバル化による円高、法人税、人件費・電力料金など日本企業が海外移転せざるをえない事情、13億の魅力もありました。その結果が今の事態です。
    唐突で、突飛な考えですが…。
    これは、経済的損失もありますが
    日本の地方や日本に残る中小の企業にとって
    朗報ではないでしょうか?
    ピンチはチャンス!
    日本企業は中国進出での
    見直しがされるでしょう。
    多くのお金も技術も日本に戻ってくる。
    今の中国やアジアの部品を寄せ集めて作った
    コストカットだけの
    低価格日本製品はやがて世界で売れなく。
    こんな製品を作りつづければ
    信頼もブランド力も失う。
    もう一度、日本の中小企業と
    汗を流し創意工夫を凝らし、
    品質の高いブランドをつくろう。
    国は中小と大企業とのパイプ役として
    役割をはたそう。
    そう願ってます。
    最近、見識のある70代の方とお話ししました。
    今の日中関係、中小企業の衰退を心配しておられました。
    柴田桂太著『静かなる大恐慌』を読むことを薦められました。
    お読みになられているかもしれませんが….。
    グローバル化の弊害が書かれてます。今の日中関係もすでに予想されてます。よろしければぜひ。