内閣改造

決めねばならぬこと。やらねばならぬことを任期いっぱいでやり遂げろ。
「近いうち」に解散を明言した野田首相が、なぜ、この時期に内閣改造を実施したのか。
メディアの論調とは、少し違う視点で考えて見たい。
まず。なぜについて。日本の政治は議院内閣制。つまりは政党政治。所属政党の衆院議員数によって内閣総理大臣は決まる。総理と党首を分離する考え方もあるが。既存政党は分離の考え方をしていない。だから、第1党の代表が首班となる。
民主党代表選挙が行われ、4人が立候補。野田さんが再選されたので、新代表として、内閣をリセット。改造を行ったのです。それはそれで、理解できるのですが。その前に、米国大統領の例を引くと。米国民主党からオバマ大統領は選出されたのですから。予備選で民主党から対立候補は出ません。それが、当然だと思います。
にもかかわらず。野田さんが出馬しないのなら別ですが。3人も立候補する。私には到底理解できない。率直に申せば、民主主義の履き違え。政権を担っているとの自覚がまったくない。平和ボケ政治家の象徴と言わねばなりません。このセンスでは政権を維持するのは難しいでしょう。
私は民主党にシンパシー感じている良識的な支持者ですが。この改造内閣で理解できないことが二点ある。二大政党時代。イデオロギー的にも政策的にも自民・民主の違いがなくなってきましたが。
基本的には民主党は消費者、労働者側に立つリベラルを標榜する政党です。いや、だと思っているんですが。民主党政権発足以降。消費者相が、9人も代わるとは?とても、消費者の立場に立つ政党ではない。
もう一点は、リベラルであることの証は、人権問題に過敏でなければならない。だとすれば、この国の主権が脅かされ、人権が蹂躙された拉致問題解決には、どの政党よりも解決に向け真摯に取り組まねばならない。それが、7人目に改造とは如何に?
残念だが、政権交代は、自民党への批判であって、政権交代そのものを目的化した民主党の本性が露呈した言わねばなるまい。でも、私は早期解散には反対です。衆院の任期は10ヶ月残っているのです。折角、内閣改造したのだから、残された任期に決めねばならぬこと。やらねばならぬことに全力を尽くして欲しい。
それも、できなければ、責めて、民主党の政治理念である綱領は、政権政党の座にある内に、作って欲しい。でなければ、あの政権交代の虚しさだけが歴史に残ることになる。Goto

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