国酒は、焼酎・泡盛か?それとも日本酒か?
季節の移ろいは早いモノ。朝6時になって、やっと、明るくなります。先月までは、5時半になれば、ウォーキングに出掛けれたのに。霜月。早々と訪れた冬将軍のおかげで、岐阜県・奥飛騨温泉郷には、10cmの積雪も。例年と変わらないと、寒冷地の人はいうが。寒くなりました。
冷え込んで来ますと、飛騨の酒蔵に新酒を告げる、真新しい杉玉が軒先に上がります。日本酒党の私目としては、垂涎。今年の出来栄えを試したいとウズウズします。
今年も。日経新聞が、11/1。日本酒造組合中央会が主催する「本格焼酎と泡盛の日」企画広告を掲載しました。(写真参照)横綱・白鵬関の豪快な不知火型の土俵入り。「本物には格がある」のコピー。大胆な構図。迫力ある見開き広告です。
去年の同企画に比べページ数が半減。広告代理店の苦心の跡が感じられ、不況の影響か?などと勘ぐるのですが。力士をキャラクターにする場合。どちらかといえば男性的。男性向けになります。酒女を増やさねばならない時、ちょっと?と首を傾げるのですが。そんな、業界の話は別として・・・・・
日本酒党の私としては、蒸留酒の焼酎や泡盛のイメージは南国の酒。日本全国に普及した理由は、廉価である(酒税が安い)。健康に良い(肝臓を比較的傷めない)。翌日悪酔いしない。湯や水で割って飲める。料理の邪魔しない。梅干し、レモン、鷹の爪など、好みの味付けができる。などが、受けたからでしょう。
私は多分に宣伝の効果、PR力に依拠した結果だと思っています。
が、国酒は、焼酎でも泡盛でもなく、やっぱり日本酒ではないかと思うのですが。それにしても。酒を飲まない人が増えました。いや、飲む人も健康のためにと、酒量を減らしています。ストレスが溜る時代。ウジウジ考えているよりも、一杯飲んで寝てしまうのが一番だと思いますが・・・
私としては・・・この季節、新酒をぬるめの燗で、ちびりとやりながら、アタリメをしゃぶり、好きな本を片手に。時々、北風に舞う桜葉を眺める。そんな至福は、酒なくてできるものではないと思っているのですが。年寄りクサイですかねぇ。酒は百薬の長いいですよ。Goto
11/1日本経済新聞
11/2日本経済新聞
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