ユーミン40周年

目にモノ見せる広告を作らねば・・・・
広告は社会を写す鏡。仕事柄、広告なるものには、目の色が変わります。テレビやラジオなど電波系のCMは・・・時間と共に過ぎ去りますので、なかなか印象に残りにくい。増してや、テレビを余り見ない私は、どうしても、紙媒体や街のサインボードに目が行きます。
取り分け。私の原点である新聞広告。毎朝6紙を捲りますが。目を見開いて紙面を見ます。広告の傾向で景気の良し悪しも分かりますし。大新聞がこんな広告を載せて大丈夫なのか?スポーツ新聞も駅売の夕刊紙でも目を背け、女性ならずも男性でも眉を顰める全ページ広告を目にしますと・・・・
新聞広告もここまで落ちたか。情けなや・・・社会の公器を自認する新聞社も背に腹はかえられないのだと・・・悲しくなります。(写真参照と申し上げたいのですが。とても恥ずかしくて載せられません。ご想像にお任せします。)
また、最近、驚いた広告が、松任谷由実さんの40周年記念アルバムの発売告知と来年1月・武道館で開催予定のライブイベントの案内広告。(写真参照・この紙面は載せられます)。なんせ、アルバムの広告スポンサーが、日テレ。TBS。テレ朝。テレ東。フジTV。FM東京。WOWOW。それに東宝など、日本を代表する放送局と映画会社なんですから。ユーミンって凄いんですね。
その影響なんでしょうか。11/21付、これも読売新聞ですが朝刊に、小田和正さんのアルバム紹介のど迫力広告が。この世代のアルバムとなると、新聞を読んでいる層と重なるんですかねぇ。広告効果の検証を取扱い代理店に教えてもらいたいモノです。
新聞広告のステータスが、ミュージックのBlu-rayやDVDの販売に有効なんでしょうか。だとすれば。新聞広告も見捨てたものではない。新たなスポンサーを我々は必死で開拓せねばなりません。広告の仕事に携わるものは、広告の一つ一つを目を皿にして点検しなければ・・・
目にモノ見せる広告はつくれません。Goto
  
11/20読売新聞

11/21読売新聞

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