祥祉

正しい服装は、帽子をかぶるんですよねぇ。
いやいや。日本には四季がなくなったのかと、思わざるを得ないほどに。風が止まりますと、春を通り越し、初夏を思わせるような陽気です。私にモードの話は似合わないが。草木が芽吹くこんな季節、大いにオシャレして・・・外に飛び出したい。
読売新聞・木曜日掲載の「モード」UPDATE(2/28付)に。イタリヤ・ミラノで見掛けた「帽子」をオシャレに着こなした。いや。かぶりこなした男性達が紹介されています。(写真参照)
サングラスヒゲが、帽子を際立たせているのかもしれませんが。なかなかですね。
EUでは、1960年代まで、外出時に帽子をかぶるのは紳士のマナーだったそうで。そういえば。日本でも・・・一昔前はスーツの男性の多くがハット姿だった。その後、服装の簡素化や自由化が進むにしたがい「堅苦しいから」と帽子離れが進んだそうな。
ところが近年。欧米でーはオシャレのアクセントとして再び注目されるようになったと。
流行に敏感な日本の若者にも「ハット」ブームが訪れるのではないか?そんな予感が・・・
オシャレとはチョッと違うのだが。男たるもの。一歩外に出れば7人の敵がいる。その敵に対峙する心構えは「背筋を伸ばし。大きな声で、大きな字を書き。愚痴を言わぬこと」そして、外見と見出しなみが大切。麻生太郎副総理の海外での、ハット姿が評判になったのも・・・
凛とした姿勢と明け透けな笑い。そして、外見と身だしなみがなかなかといわれる。
「正しい服装は祥祉を招く」・・・後漢の祖といわれる劉秀の言葉を思い出した。
オシャレに帽子をかぶりこなすミラノの男性の写真を見ながら。劉秀の語る「正しい服装」には帽子がつきものではないか。だとすれば禿頭に帽子は防寒にも予防にもなり合理的。そして正装が祥祉を招くのなら・・・・。
この春からは帽子をかぶってオシャレに敵と対峙することとしよう。Goto


2/28 読売新聞

コメント

  1. 藤掛 より:

    ありがとうございます。写真を載せないけませんね。

  2. Goto より:

    先生は、特別にお似合いです。Goto

  3. 藤掛 より:

    私はいつも帽子をかぶってますよ。

  4. Goto より:

    片山晋呉プロが、カーボーイハットで登場した時。衝撃的でしたね。ゴルフの谷口プロ。中日の和田選手、私もですが。帽子を被ると別人に見えますからねぇ。帽子って、不思議なファッションですね。Goto

  5. リミスキー より:

    おっしゃる通りで、私の父も帽子を被っていました。遺品にもいくつかの帽子があって、その中の一つをとってあります。個人的にも帽子好きな人からもらった帽子もあります。背広のときは帽子着用が普通だったのでしょうね。