対抗措置

電子書籍やスマホに抗うにも利あり・・・
「好調な売行きで、通常版と合わせた実売部数は前年実績を上回っている」と語るのは女性誌を小型版化し・・・「重くて持ち歩けない」との不満を解消、新たな読者を獲得している小学館の担当者・・・それに続けと・・・
世界文化社の「家庭画報」もハースト社の「婦人画報」(最近・私は愛読してますが)も相次いで小型版・軽量化で部数を伸ばしていると。男性誌「メンズクラブ」も小型化と低価格(通常サイズより安い、お試し価格)で購買を促し。まるでスマホや電子書籍に抗うかのように・・・雑誌が評価されていると。
ネット社会はまだまだ未成熟。米国の財務長官が北京を訪問。就任後始めて外国の要人と会談した習主席に「中国軍の組織的関与が疑われている米企業へのサイバー攻撃について。対抗措置も辞さぬと中国側に警告した」と日経が報じている。
サイバー攻撃での対抗措置といえば。米韓合同軍事演習へ批判を高めてきた北朝鮮が韓国の金融機関・TV局に一斉攻撃した。武力の直接行使の対抗措置ではないのに。韓国経済は麻痺。メディアは混乱に陥った。ウイルス・ハッカーの暗躍はネット社会の未成熟さの証明であろう。
平和ボケとはいわないが。太平楽な日本に仕掛けられたら。と、思うと。怖い話である。
攻撃を受けぬよういかなる対抗措置を取らねばならないのか。我々も真剣に考えねばならない時ではないだろうか。
対抗措置のひとつとして。情報をネットで取るのではなく。小型化され、携帯できる雑誌から得るのも。立派な対抗措置だと思うのだが。時代の流れに逆らうだけだろうか。いや、そんなことはない。我が社の発行する「地域みちゃく生活情報誌」がこの一年間で108万部発行部数を伸ばし、300万部に手が届く・・・紙媒体の役割にはネットとは違う価値があるハズだ。Goto

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