摂理

松山ケンイチさんの初舞台を覗いて見たい・・
大河ドラマをちゃんと見る歳になったと。原発の後遺症で苦しむ被災地「福島」にエールを送るNHKの「八重の桜」に様々な思いを込め、いや心を福島に通わせたいと思いながら、まじに見ています。(日曜のその時間に見れないので、ブルーレイで、とんでもない時間にですが)
大河ドラマといえば。去年の「平清盛」・・・不評で振り返ることも無いようですが。
私は、日本の歴史といえば、すぐに戦国時代・・幕末ですが。それは、朝廷と武士の関係。誤解の上に組み立てられてしまった平家と源氏を知らずして論じてはいけないのではないかと思う。
それを真正面から取り上げた「平清盛」は大河ドラマとしては秀逸した作品だったと思います。その前の駄作「お江」比べれば天地の差がありました。取り分け。清盛を演じた松山ケンイチさんの必死の演技と、この題材を頑張って取り上げたNHKの気概にも敬意を表したい。
その松山さんが。映画やテレビから、一歩踏み出して舞台にチャレンジしたそうです。岐阜の田舎では初舞台を見ることはできませんでしたが。役柄は「羽化するセミ」・・・一年早く羽化したおかげで、一緒に羽化しようと誓った彼女と地上で恋人になる約束を果たすために一年待つセミ・・・生存競争、寿命限界を超えて生き延びようとするセミの姿・・
そんな生きモノ達の寓話性満ちた世界を描く作品(読売新聞から)・・・・に挑戦した。
祇園精舎の鐘の音。栄枯盛衰の様「平清盛」を演じ・・・20代で大河ドラマの主役を経験。一夜漬けで時代劇の振る舞いを身につけるのは不可能。編集された一部じゃなく、すべてを通して通用するスキルを見に付けねば・・・と、一皮剥けた決意を語る。
彼はまだ、27歳である。この若者が「平清盛」で挫折してないことを、語る言葉から知って・・限りない可能性を感じる。勿論、働くことの摂理に悩みながらも・・血の滲むような体験を繰り返す・・我が社の若い有能なメンバーとダブって・・・Goto

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