現代の新聞記者

朝日の4月からの新紙面「コラム」に、圧巻の記者が勢ぞろい・・・
朝日新聞が「春の新紙面」と題して、刷新される4月からの紙面内容を報じた。
日曜朝刊の掲載される新しいコラムには、読気(読みたい気分)がそそられる。
ネット社会。新聞はニュース追求するメディアではなくなったと思っている。例えば。日本の深夜に海外で催されたスポーツなど。目を瞬かせながら、テレビでライブを見て。敗北。翌朝の新聞は・・・その途中経過までを報じる。
TVをonすれば、朝のワイド番組で、嫌というほど見せてくれる。そんな朝刊見たいと思いますか。地元紙では、後半の途中まで。全国紙は前半まで・・・そんなことを競う意味など全くありません。無駄な労力とでも申しておきましょうか。
新聞に必要なのは。事象をじっくり分析。その結果を独自の視点で両断することだと思います。
それを社説。論壇。コラム。オピニオンなどの形式で、政治・経済・国際・文化などのページでしっかり論陣を張ることだと思います。
いつ、どこで、誰が、何をしたか。などという記事は。新聞記者じゃなくても、我々のような市井のおっさんで十分です。写真付きメールで編集局に街角特派員が送れば事足ります。記者たるモノ、世の中に訴える記事、あるいは啓蒙する記事。警鐘を鳴らす記事を書いてこそ記者です。
朝日・新紙面の読気がそそられる、日曜朝刊に掲載される「新コラム」・・・
週刊誌で話題になった名物論説主幹が交代。新たな主幹と「天声人語」を6年間頑張った論説委員。それに報道ステーションのコメンテイターだった編集委員。東京本社社会部長から香港に駐在、世界の動きを現地取材する第一線の記者が辣筆を奮ってくれるそうです。
記者の質もあり様も時代によって変わります。現場を走り回って取材、権力と対峙しながらスクープを追うのだけでは古すぎます。論説も書き。解説もできてこそ現代の記者といえます。それが、如何なるメデイア変化にも耐えられる現代の新聞記者だと思います。Goto

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