子ども新聞

ジジババに負担させよとの魂胆が・・・安易だね。
新聞の匂いを感じたことってありますか。新聞の音って感じたことがありますか。
私は、親父殿が新聞記者でしたので。身の廻りにはいつも新聞のインクの匂いが漂っていました。殆ど自宅いなかった親父殿ですが。日曜の朝、新聞を読みながらの朝食・・・
それを横目で見て育った私には・・・新聞をめくる紙ズレの音は・・親父殿そのものです。
この時期は人の移動が増えます。新聞社も年に一度・部数増のチャンス。何事もそうですが。収縮する市場です。手をこまねいていては、衰退から逃れることはできません。新聞社も、販売局だけに任せず、全社一丸総力を上げ読者獲得に必死になって欲しいものです。
学校の授業では新聞を活用することが指導され。図書館には新聞購読の予算が付き。新聞と子どもの距離が近くなっています。資源のないこの国。最も大切なことは人材育成。子供が新聞を読む習慣を身に付け、国語力や社会認識を深めることはとても、重要な教育です。
読売新聞が週刊の「読売KODOMO新聞」(500円)を。朝日も日刊「朝日小学生新聞」(1720円)と週刊「朝日中学生ウィークリー」(940円)の購読を呼びかける広告を掲載(写真参照)しました。
いずれも・・・遠くに住むお孫さんに新聞読ませては。離れて暮らすお孫さんへの祖父母からのプレゼントはどうかと。
私の率直な感想です。いくら馬を池の淵に連れていっても、馬に水を飲む気がなければ。所詮池は池です。まずは、孫の親。つまりは孫の両親が新聞を読んでいるのかどうか?その習慣があるのかどうか。それが問われるのではないでしょうか。勿論、祖父母の責任ですが。
ましてや。朝日は、新聞紙の匂いや紙ズレの音を消し、新聞をデジタル化(写真参照)。無味乾燥化して読者に届けようとしています。だったら。朝日の小中学生新聞も。デジタル化しなければ矛盾しますね。屁理屈を申しているのではありません。
新聞の価値は、残念ながら、遠くに暮らすジジババが購読料払っても、新聞が暮らしに溶け込んでいないと、孫たちは新聞を読まないのではと心配しています。私なら。子ども新聞は広告費でまかない。無料化し、子ども同士が競い合う環境を作りますが。Goto
  
3/22朝日新聞            3/22読売新聞  

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