新聞変遷の現れではないでしょうか。
4/1・朝日新聞と毎日新聞の紙面が刷新されました。
毎日に付いては。1から3面が、これまで15段に分け1行10文字だったのが、12段にして1行12文字に。活字を大きくして、くっきりはっきりと、記事を読み易くする。との発表に、文字数が減れば情報量が減るわけだから。購読料を下げるべきではと皮肉りましたが。
刷新紙面に特段の違和感はないが。別刷りの特別PR版(写真参照)を見る限り。連載24年の政治記者の大ベテランのコラム「近聞遠見」が続くのは嬉しい。タイトル「急接近」のそこが聞きた・私はこのコーナーが鋭い切り口で好きです。それに記者の顔が見える先駆的コーナー「記者の目」も現場の記者の息遣いが聴こえ毎日らしさが滲みいいですね。
が、「賛成・反対・第三の道」を模索する論点も充実させるとしてますが、願わくば。毎日のスタンスを明確にして論じて欲しいモノです。年に一度。創意工夫を凝らし、紙面を刷新しようとする編集者の意図が伝わり、刷新を楽しんでます。その努力が購読増に繋がることを願います。
朝日もコラム充実させ、らしさを強調した紙面に刷新されましたが。二人で執筆している天声人語の筆者がひとり交代。53歳と聞いて。若い人が天声人語を書くようになったとびっくり。我が社の全社員は天声人語を日々書写しています。インテリの独りよがりほど、味気ない603文字はありません。願わくば・・人情の機微に触れる内容を多くして欲しいものです。
私が好んで読む。オピニオンのページ、月曜日も掲載して欲しいものです。それと、4/1付朝刊。32頁立てで・・・5・9・15・19・23・25と奇数面の全ページ広告が続くと、さすがに、読みづらい。これは紙面刷新とは関係なくたまたまだと思うのですが。乱暴です。
紙面刷新の最大の目玉。新設された特別編集委員制度。その委員達が如何なる立ち位置で、日曜日コラムを書くのか、興味深々で日曜日を待ちたいと思います。新聞のニュース性は薄れた。その変わり、コラムや論点を多くすべきだと考えてますので、朝日の紙面刷新には納得ですが。
読売と日経は大幅な刷新をしませんでした。
なぜか私には朝日・毎日が紙面刷新を強調する姿勢に両紙の焦りを感じて仕方がありません。Goto
4/1毎日新聞 特別PR版
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