ペンの花

たまには大自然の巡りに・・・触れた方が良さそうですね。
今日からゴールデンウイーク。いや、昨日からでした。この歳になりますと、休みにじっくり休もうとか、何かをしたいとか、しようなんて思うことがありませんので。いつも通り5時前に起きブログを書いて、いつものコースを何時ものように、ゴミ袋とゴルフの素振り用の棒を持って・・・スタスタとウオーキング・・・何ですが。
風薫ると申しますが。春はいいですね。雨上がり・・故郷の街にデンと構える金華山の峰に・・「ツブラジイの白い花」がこんもりと咲き。街路樹の「ハナミズキ」は溢れんばかりにピンクの花を付け。車道歩道の境には「ツツジが咲き乱れ」県営の総合運動場の垣根には「真っ赤なサツキ」連なり・・・
思わず・・・ウエアーを脱ぎ捨て、アンダーシャツを捲り上げ。トレーニングパンツを短パンに履き替え。肌も露わに爽やかな季節に浸りながら、スタスタと歩くのは快適。歩きながら・・ふと・・・
2月の大分市議選で当選した「覆面レスラー議員」の議場入りに「品位に欠ける」との理由で「NO」の決議が本会議で突きつけられ・・・渋々「議員の仕事がしたい。大人の対応をする」と覆面を脱いだ事件で・・・毎日新聞の特集「記者の目」を担当した若い記者が「覆面の着用を支持する」としたうえで、
「外見だけで「ダメ」と言うなら、品位どころではなく差別だ」「議会が「言論の府」であるならば、見た目で市民の代表を門前払いしてはならい。覆面でも良いとする有権者の声を無視すべきではない」と大上段に振りかぶり・・・憤っていますが・
覆面議員が如何に覆面姿で様々な活動してきたからといっても、そもそも覆面とは、顔を隠すための道具。他地域の先輩覆面議員は議場に入る前には素顔本人であることを確認することで着用が認められたましたが。若い記者は、「品位に反する」とは何事だ、大分市議で「自分は品位がある」と胸を張れる奴はいるのかと、記事で捨て台詞はいている。
顔を隠すってことは・・品位とは関係ないかも知れないが。私は匿名で掲示板に人の批判を平気で書く輩と同じ、卑怯者がやることだと思う。政治を志すモノは後ろ指さされるような事があってはならない。「大人の対応をする」と覆面議員が言ってるんだから、それが賢明だと思う。にも拘らず、支持し擁護する若い記者の心理がわからない。
私はあえて申し上げたい。路上のタンポポはコンクリートの割れ目から這い出して咲く。木枯らしに耐えた樹木は季節の巡りに逆らうことなく、春の訪れと共に目一杯の花を付ける。新聞記者の花はペンである。風雪に耐えずして身勝手な花を咲かせると、ペンの花は人の心には映らない。
この若き記者君、これから様々な経験を積んでペンの花を咲かしてくれるだろうが、ゴールデンウイークです。仕事が忙しいかも知れないが・・もう一度、身の回りの自然をじっくり観察して、正義を論じて欲しいと願う。Goto

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