護憲派と改憲派がガチンコでぶつかれ。双方逃げるな。
最近、またブログが長いと、お叱りを受けたので、反省の意味を込め、簡潔に述べる。
5/3憲法記念日。今年も例年通り護憲派と改憲派の集会が催されたが、改憲派の声が大きくなり、中身が随分、様変わりしたようです。
戦後68年、この夏の参院選で始めて憲法が最大のテーマになる。学生運動崩れで「非武装中立」「護憲」の党・・日本社会党(今は消滅してありません)の岐阜県本部で・・僅かな期間でしたが、書記の経験を持つ私としては護憲派に頑張れと申し上げたいのですが・・・・
どうも形勢がよろしくありません。なぜなのか。一言で申し上げれば、時代が変わったのです。護憲憲法を不磨大典の如く後生大事に神棚に飾っておく時代は終わったようです。理由は2点。ネット社会、情報は瞬時に世界を駆け巡り・・・一国護憲主義ではまるでパラダコス、国際社会に通用しなくなった。
もう一点は、東アジアを巡る情勢が混沌として、手足を縛られたままでは近隣諸国に主権を脅かされかねない情勢なった。外交で解決せよとの主張も分かるのだが。これだけ頻繁に首相が変わっては他国から相手にされない。相手にされなくなれば、当然、様々な圧力が掛かってくる。そん不安が、改憲派の力を強くしている。
私は宗旨替えをしたわけではないのですが。96条の改正に賛成です。元護憲派の私ですらそう思うのですから。参院選では96条改正派が3分の2議席を獲得するでしょう。
で、私が96条問題で何が言いたいのかと、申しますと。
メディアのコメンテーター達の欺瞞です。
良識派とか、知識人を名乗る連中は大概が「96条を議論するには、憲法の中身を同時に論じねばならない」と、叫んでいます。3分の2条項を変えたくないってことです。ということは護憲派ということじゃないですか。だったら、護憲派だと言って論陣を張らねば卑怯です。
私は、この世の中に不変なんてものはないと、思っています。
96条を改正して・・・9条を堂々と論んじ、その結果、国民投票で憲法が改正され、9条が変わっても、それが、民意なのですから。それを受け入れなければいけないと思っています。勿論、抵抗はあります。入口での神格論争はもう止めようではありませんか。
写真は、5/2付・朝日と読売の1面です。読売の何としても改憲すべきだとの思い。朝日の護憲を貫きたい姿勢が滲んでいます。これでいいのです。正面から、96条を論じ、護憲派と改憲派がぶつかって参院選で決めれば良のです。それが今の・・・日本の民主主義です。
いかん。いかん。やっぱり、長くなってしもうた。Goto
5/2朝日新聞 5/2読売新聞
コメント
私は昔から改憲派を公言しています。