Nリスト

例え叶わなくても夢に掛けて見たいものです。
「河村さんは発案するばかりで、その後の指示をほとんどださない。トップの意向を無視するつもりはないが、本気でやる気があるのか、理解できないので、動くに動けない」・・市職員の間で公然とささやかれる「Nリスト」。Nは「英語のネグレクト」(無視)を意味する・・
圧倒的な市民の支持を受け二期目をスタートさせた河村名古屋市長の「新新新第二期マニフェスト」・・・・200項目にも渡っている。主なモノでも「子育てバウチャー制度導入」「教育財産の解放・管理権を市民、市役所へ」(公立学校の市民利用はわかる)「区役所の民営化」(すぐやる課の創設などなんでしょうね)「副市長、区長などの公募」などの行政改革。
「名古屋港にマサチューセッツ工科大学を」は教育。「名古屋城木造本物天守閣再建」「金の茶釜を溶かして触れる金鯱作成」「久屋大通公園道路封鎖、酒飲み解放区」「大津通の中央分離帯撤去、パレード通りへ」(妙に具体的で笑えますね)「金・土、祝前日深夜地下鉄運行」などの中心市街地の活性化策・・・・更には・・・
「市街地公道自動車レース」(面白そうですが。大都市向ではなさそうですね)「国際展示場の拡大」(世界に通用する展示場の必要性は叫ばれてますが)「あおなみ線をセントレアまで延伸」(観光、経済効果狙うんでしょうか)・・・などなど面白いといえば、面白いのですが・・・
「飲み屋での与太話を並べただけ」との批判もあります。奇想天外で、首を傾げるテーマもあります。しかし、なぜか憎めません。市民はなぜ、河村さんを支持するのでしょうか。名古屋弁と親しみやすいキャラだからだけでしょうか。どうもそれだけではなさそうです。この思い付きで乱暴なマニフェストの項目。市民も本気で実現するなどとは思っていないでしょう・・
政治があまりにも現実的で当たり前化され、夢や希望を語らなくなった時代です。河村さんの夢と現実とがごちゃ混ぜになった破天荒な政治姿勢に・・・生真面目で頑な体質の名古屋市民がどこかで共鳴しているのでないでしょうか。
「区役所の民営化・区長の公募」などは「Nリスト」などと陰口叩く陰険な職員への市民の静かなる怒りの象徴なのかも知れません。叶わぬ夢であっても、可能性を信じたいのが人ではないでしょうか。市職員の喚起を期待します。Goto

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